《アトリエ・エレマン・プレザン》を語る in東京
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《アトリエ・エレマン・プレザン》を語る
"生身の感性"を引き出す力
2017/1/27(金) 19:00~2017/1/27(金) 21:00
イベント受付開始時間 2017/1/27(金) 18:30~
三重県・志摩市と東京都・経堂にある、ダウン症の人たちのためのプライベートアトリエ〈アトリエ・エレマン・プレザン〉。彼らが持つ「調和」のセンスと色彩豊かな作品郡は、さまざまな分野の人々から共感を呼び、ソープメーカーLUSH(ラッシュ)、ファッションブランドFRAPBOIS(フラボア)とのコラボレーションをはじめ、「楽園としての芸術」展(2014 東京都美術館)にて展覧会が開催される等、今、注目を集めています。今回、AFTでは東京代表の佐久間寛厚氏をお招きし、彼らとともに過ごした時間や制作した作品から見えてくる〈アトリエ・エレマン・プレザン〉の世界観をお話しいただきます。
また、聞き手には佐久間氏と交流のある画家・小林丈人氏を迎え、画家の視点も交え、普段は非公開となっている〈アトリエ・エレマン・プレザン〉の制作現場の様子についてもご紹介。制作をする作家たちに寄り添いながらも、絶えず彼らの生身の感性を引き出す佐久間氏に迫ります。
講演会場には、アトリエで制作された作品の中から8点を展示公開し、3日間限りの貴重な空間が出現します。作品を間近で観て感じながら、佐久間氏と小林氏が繰り広げる〈アトリエ・エレマン・プレザン〉のお話をぜひお楽しみください。
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やわらかな時間、アトリエ・エレマン・プレザン。
経堂にある、アトリエ・エレマン・プレザンに行った。
絵の具のにおい、自然光、上質な描画紙、絵の具つぼ。
そこに来るダウン症の作家たちは、あるがままにそれぞれの時間を過ごし、幾枚か描いて帰る。
このアトリエの主題は〈絵〉ではないのかもしれない、と感じる。
作家たちは常に何らかの関係性で外部とつながっている。制作中、楽しげな会話はやまない。その関係性の中に強要はみつけられない。ちょうど佐久間氏が一人の作家の背中にそっと触れたように、やわらかな心の押し引きがお互いの在り方を現しているみたいだ。そんなやりとりの最中、絵はふいに始まる。絵は完成にむけて、着実に進むのではなくうまれるべくして、ある時自然に完成する。
アトリエ・エレマン・プレザンを知ること、そこでうまれた絵をみることが、私たちがなんの疑いもしていない「あたりまえ」を今一度見つめ直す機会を与えてくれると私は確信している。
画家 小林丈人
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【講師紹介】
佐久間寛厚(アトリエ・エレマン・プレザン東京代表)
1977年石川県生まれ。アトリエ・エレマン・プレザン東京代表。ダウン症を持つ作家達の制作に寄り添い、彼らの持つ調和的感性を社会へ伝える活動を続ける。展覧会、企業とのコラボによるグッツ販売、イベント等。また各地で講演、トークを行っている。
【講師からのメッセージ】
日々接しているダウン症の人達の心の在り方から、芸術の根源のみならず創造性と人間の本質を考えてみたいと思います。美術に興味のある方、福祉や教育に関心のある方、そして、人が生きていること、幸せや命のこと、時には真剣に考えてみましょう。ちょっと別の視点から何かが見えてくるかも知れません。
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チケット情報
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一般
2,000円
学生
1,000円
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キャンセルは2日前までに、ご連絡ください。
当日キャンセルはお受けできませんので、ご注意ください。
※コンビニ決済のキャンセルは、後日手数料を引いて振り込みにてご返金いたします。
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