外国からきた若者たちは、日本でどう生きるのか?
イベントは終了しました
労働力不足のため外国人の受け入れを広げる日本。子どもたちも増える一方で、彼ら彼女らの教育体制、安心できる居場所は決して十分ではありません。
「にほんでいきる」は、外国籍の子どもたちの学ぶ機会がこの国で整備されていない現状を報道し、2020年度の日本新聞協会賞を受賞しました。連載を書籍化した「にほんでいきる 外国からきた子どもたち」(明石書店)が発売中です。
イベントでは、報道に携わった奥山はるな記者、堀智行記者と、『ルポ川崎』で若者たちの現実と未来を書いた磯部涼さんが、日本で暮らす様々なルーツの子どもたち・若者のリアルな姿を報告します。
学校に行っているか分からない「就学不明」の外国籍の子は小・中で2.2万人、日本語指導が必要な子は高校も併せて約5万人いることが明らかになりました。通いたくても通えないまま家にこもり続けていたり、通学できても日本語がわからず、いじめを先生に訴えることができなかったりしています。地域で孤立した果てに命を落としたり、社会からドロップアウトしたりする子どもたちもいます。
一方で、居場所をみつけようともがき、人々と繋がれたことで、活躍する若者たちも着実に増え、多文化による新しいカルチャーも生まれています。みんなで一緒に、ほんとうの共生社会について考えてみませんか。
ゲストには『ルポ川崎』にも登場したラッパーのFUNIさんが登場。
様々なルーツを持つ子どもたちがラップを通して自分の思いを伝えるワークショップの様子をレポートしていただきます。
第1部 外国ルーツの若者たち、子どもたちの現実
・「にほんでいきる」「ルポ川崎」それぞれの現場からの報告
第2部 ラップカルチャーの可能性
・FUNIさんのワークショップレポート
第3部 ディスカッション
「ほんとうの共生社会って?」
<モデレーター>
磯部涼(ライター)
文化と社会の関わりについて執筆。著作に『ルポ 川崎』(サイゾー)、共著に大和田俊之、吉田雅史との『ラップは何を映しているのか――「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで』(毎日新聞出版)などがある。
<登壇者>
奥山はるな(記者)
2008年入社。学生時代から外国籍の子どもたちの教育に関心を持ち、「にほんでいきる」キャンペーン報道を中心となって取材。
堀智行(記者)
2004年入社。川崎支局、社会部・警視庁記者クラブ担当などを経て、遊軍記者として「にほんでいきる」の取材を担当。
<ゲスト>
FUNI(ラッパー)
ラップを通して、若者が国籍やアイデンティティについての苦悩や葛藤を表現できる場としてワークショップを各地で開催。
チケット情報
オンライン参加チケット(1,000円+税)
販売条件
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