エレン・フライス×平岩壮悟「『Purple』とエレンの編集・文章・写真術」 in東京
1992年に創刊され、今に続くインディー・カルチャーの発火点となった伝説的な雑誌『Purple(パープル)』。その創刊者で編集長でもあったエレン・フライスが、2001年から2005年にかけて雑誌『流行通信』で連載していた日記エッセイをまとめた『エレンの日記』がアダチプレスから刊行されます。
文学・ファッション・映画への情熱、東京や香港、ブラジルなど世界各国への旅、アーティストたちとの交流……薄っぺらな流行や商業主義を拒否しながら、自らの感受性を信じ、常に〈美しさ〉を追い求めた“孤高の編集者”エレンの姿は、広告や情報が渦巻くなかで暮らす現代人に、「独立して生きる」ことへの勇気をあたえてくれます。
本書の刊行を記念し、閏日の夜にふさわしいスペシャル・トークイベントを開催。
1992年に創刊し、その後のインディー雑誌のありかたに決定的な影響を与えた『Purple』はどのように誕生し、そしてなぜ分岐するに至ったのか。エレンはなぜ私的なジャーナリズム誌を始めたのか。『エレンの日記』の英語での執筆体験はエレンにどのような影響を与えたのか。連載当時の2000年代初めから2020年までの約20年間、エレンは何を考えていたのか。写真家として作品を制作している今、何に興味があるのか。などなど、エレンに根掘り葉掘り聞いていきます。
聞き手は、本書の編集を担当した平岩壮悟が務めます。
3月3日の発売に先がけ、当日は『エレンの日記』の先行発売も行います。
来場者の皆さんからも質問を受けつける予定でいますので、ふるってご参加ください。
【出演者プロフィール】
Elein Fleiss(エレン・フライス)
1968年、フランス生まれ。1990年代から2000年初頭にかけて、インディペンデントな編集方針によるファッション・カルチャー誌『Purple』を刊行。その後も個人的な視点にもとづくジャーナリズム誌『The Purple Journal』『Hélène』を刊行する。1994年の「L’Hiver de l’amour」展をはじめ世界各国の美術館で展覧会を企画。現在はフランス南西部の町サン・タントナン・ノーブル・ヴァルで娘と暮らしながら、写真家としても活躍している。編著に『Les Chroniques Purple』(2014、VACANT)。
平岩壮悟(ひらいわ・そうご)
1990年生まれ。フリー編集。主に『i-D Japan』。担当書籍に、山尾悠子『角砂糖の日 新装版』(Librairie6)、ケイト・ザンブレノ『ヒロインズ』(西山敦子訳、C.I.P. BOOKS)。
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