群像Presents 文学の夕べ 「危機の時代、文学の言葉」 in東京
イベントは終了しました
群像Presents 文学の夕べ 「危機の時代、文学の言葉」
2019/4/3(水) 19:00~2019/4/3(水) 21:00
イベント受付開始時間 2019/4/3(水) 18:30~
佐伯一麦×多和田葉子×松浦寿輝
私小説という地平から人間の営みを見つめる佐伯一麦さん、世界的視野を持つ全米図書賞受賞の多和田葉子さん、独自の視点で小説、詩、評論と縦横に表現を展開する松浦寿輝さん。
日本文学を牽引する三人の作家が、「いま、この時代にこそ求められる文学の言葉」について語り合います。この三人の鼎談は初の顔合わせ。文学ファンなら絶対に聞き逃せない、一夜限りの奇跡のトークイベントです。
多和田葉子さんの全米図書賞受賞作『献灯使』や新刊『地球にちりばめられて』、佐伯一麦さんの新刊『山海記』、松浦寿輝さんの新刊『人外』は文芸誌「群像」掲載作品です。これらの作品の単行本刊行を記念し、群像Presentsトークイベントを企画いたしました。イベント終了後はサイン会も開催いたします(詳細は下記の概要をご覧ください)。
会場には30年分の「群像」を展示。平成文学の変遷が一目でわかります。
【イベント概要】
2019年4月3日(水)
時間:19:00〜20:00 トークイベント
20:00〜21:00 質疑応答、サイン会
場所:講談社 26階レセプションルーム
開場:18:30
参加費:2500円(ワンドリンク付き)
定員:100名
サイン会詳細:多和田葉子さんの『献灯使』や新刊『地球にちりばめられて』、佐伯一麦さんの新刊『山海記』、松浦寿輝さんの新刊『人外』ほか、ご登壇の方々の講談社刊行の書籍を会場で販売し、イベント終了後にサイン会を開催いたします。
・サインは当日会場にて書籍をご購入された方のみ、お一人様一作家につき一冊とさせていただきます。
・色紙、合同サインはお受けできません。
・書籍のご購入は現金のみのお取扱いとなります。
・サイン会中の写真撮影はご遠慮ください。
【登壇者プロフィール】
佐伯一麦(さえき・かずみ)
1959年、宮城県仙台市生れ。仙台第一高等学校卒業。上京して雑誌記者、電気工などさまざまな職に就きながら、1984年「木を接ぐ」で「海燕」新人文学賞を受賞する。1990年『ショート・サーキット』で野間文芸新人賞、翌年『ア・ルース・ボーイ』で三島由紀夫賞。その後、帰郷して作家活動に専念する。1997年『遠き山に日は落ちて』で木山捷平賞、2004年『鉄塔家族』で大佛次郎賞、2007年『ノルゲNorge』で野間文芸賞、2014年『還れぬ家』で毎日芸術賞、『渡良瀬』で伊藤整賞をそれぞれ受賞。近著に『山海記』(3月20日発売)がある。
多和田葉子(たわだ・ようこ)
1960年、東京都生まれ。小説家、詩人。早稲田大学第一文学部卒業。ハンブルク大学大学院修士課程修了。文学博士(チューリッヒ大学)。1982年よりドイツに在住し、日本語とドイツ語で作品を手がける。1991年『かかとを失くして』で群像新人文学賞、1993年『犬婿入り』で芥川賞、2000年『ヒナギクのお茶の場合』で泉鏡花文学賞、2002年『球形時間』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、2003年『容疑者の夜行列車』で伊藤整文学賞、谷崎潤一郎賞、2005年にゲーテ・メダル、2009年に早稲田大学坪内逍遙大賞、2011年『尼僧とキューピッドの弓』で紫式部文学賞、『雪の練習生』で野間文芸賞、2013年『雲をつかむ話』で読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞、2018年『献灯使』で全米図書賞など受賞多数。2016年にドイツのクライスト賞を日本人で初めて受賞。著書に『ゴットハルト鉄道』『飛魂』『エクソフォニー 母語の外へ出る旅』『旅をする裸の眼』『ボルドーの義兄』『百年の散歩』『地球にちりばめられて』などがある。
松浦寿輝(まつうら・ひさき)
1954年、東京生まれ。詩人、小説家、東京大学名誉教授。88年、詩集『冬の本』で高見順賞受賞。95年『エッフェル塔試論』で吉田秀和賞、96年『折口信夫論』で三島由紀夫賞、2000年『知の庭園―19世紀パリの空間装置』で芸術選奨文部大臣賞受賞。同年「花腐し」で芥川賞、05年『あやめ 鰈 ひかがみ』で木山捷平文学賞、同年『半島』で読売文学賞。09年、詩集『吃水都市』で萩原朔太郎賞、14年、詩集『afterward』で鮎川信夫賞。15年『明治の表象空間』で毎日芸術賞特別賞を受賞。17年、『名誉と恍惚』で谷崎潤一郎賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。近著に『人外』がある。
チケット情報
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群像Presents 文学の夕べ危機の時代、文学の言葉
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