グローバルな場で必要な英語力て何?「SDGsの現状」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。
「SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ第53回を2023年3月日(土)10時@神戸元町&オンラインで開催します。今回はテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」の中には含まれていませんが、「SDGs達成に向けたテクノロジーの役割を探るForce for Good報告書」という記事について議論します。
この記事はThe SDG Knowledge Hubのサイトに掲載されています。また記事はWebで読むことができますので、書籍を持っていない方もぜひ、ご参加ください。以下ワークショップの案内です。
ワークショップ第53回「SDGs達成に向けたテクノロジーの役割を探る」のご案内
「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマは「SDGs達成に向けたテクノロジー」についてです。
また、今回のワークショップはこの後に開催予定の[IT社会の英語ニュースについて議論する]シリーズへの橋渡しをするものとして企画しています。そのため、デジタル技術をSDGsの目標達成のために、どのように使うかが、議論のテーマです。
【更新】2023年[IT社会の英語ニュースについて議論する]ワークショップ開始のお知らせ|
デジタル社会の到来は民主化と経済成長を推進すると長らく信じられてきました。同時にデジタル技術にアクセスできる人口とそうでない人々の格差を広げるものではないかと懸念されてきたのも事実です。
先進国と途上国の双方でデジタル技術は現代人の生活を一変させました。一方、デジタル技術を経済成長の起爆剤として利用することに成功してきたのは中国やインドなどの新興国かも知れません。しかしながら、その技術による恩恵が広く国民に分配されていないことは、先進国の問題と構造は同じだと思います。
東京大学|UTokyo BiblioPlaza - 伊藤 亜聖『デジタル化する新興国』
先進国と新興国共通の課題は、まさにこの「SDGsの目標」とデジタル技術による経済成長をリンクさせることだと思います。このふたつ「成長と分配」を同時に実現させる手段が企業統治、教育、財政、公共政策の分野の研究です。近々、この課題と関連して「英語で学ぶ大人の社会科」でトマ・ピケティの提言に関する記事を取り上げる予定です。
トマ・ピケティ「社会的に恵まれた階級においては、所得が最も高い層が右派政党を支持し続けた(商売右翼)のに対し、学歴が最も高い層は左派政党を支持するようになりました。左派政党を支持するようになった高学歴層を、私は『バラモン左翼』と名付けました」
今回はテック企業とSDGsをどう結び付けていくのか、新しい視点から見た今後のビジネスの成長のあり方と経営について英語で議論します。
また、費用に関してもお知らせがあります。梅田・神戸・京都で対面のワークショップを準備するにあたり、価格を見直しました。設問が用意されていたThe Japan Times紙のワークショップとは違い、現在、グローバル・アジェンダが主宰する複数のワークショップには事前の準備とリサーチに相当な時間を使っています。欧米の大学・大学院で実施されるレベルの演習を提供していると自負しておりますので、ご理解願えましたら、幸いです。なお、現在企画中の関係諸機関と共同で開催するイベントの価格他、詳細は先方との協議の上、決定します。
併せて、メンバーシップの要件も見直しました。IELTSや大学受験・留学の準備として同じ家族の複数の方が参加されるケースもあるため、オンライン・サロン会員に「家族会員制度」を設けました。AIの進展により、勉学や仕事で求められる能力として、「自分で考える力」がますます重要になっています。ぜひ、このワークショップをご活用ください。
日時: 2023年3月11日(土)10時~11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで(会場は7名定員)
費用: 初回または見学のみ: 800円、サロン会員:1500円、一般:2,000円(回数券もあります)
教材は以下のHPでご確認ください。SDGsの各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。
Force for Good Report Explores Role of Technology in Helping Reach SDGs
チケット
このYahooチケット・サイトから(場所を選択してください)、もしくは銀行振込みで申し込みお願いいたします。
また銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。
その他詳細は以下のマガジン記事を参考にしてください。
「SDGs英語ニュースについて議論する」
【2022-23年】ワークショップ「SDGs英語ニュースについて議論する」
2022年から新しいワークショップを始めました。このワークショップの目的はSDGsの内容を英語で理解し、自分でも世界に向けて発信する能力を身に着けることです。留学を目指している方、企業でR&D、マーケティング、海外関連の部署に勤務する人にお薦めの内容です。
現在、英語中級~上級者向けの「Global Newsについて語ろう!」を主宰しています。このワークショップは2017年からThe Japan Times紙が発表していた教材「朝英語の会」を利用して、対面で(場所は大阪梅田&神戸三宮)開催していました。パンデミックのため、2020年春からはオンラインで開催しています。2020年末にThe Japan Time紙が同プログラムが終了したことを受けて、2021年からは出来るだけ同じレベルの英語メディア記事を利用し、グローバル・アジェンダが設問と解説を作成し、ワークショップを開催しています。
対面でワークショップを開催していた時は複数のグループに分かれ、各テーブルにリーダーがいました。こちらは参加者が交代でテーブル・リーダーを引き受ける形で、全体の進行をグローバル・アジェンダが担当していました。オンラインでのワークショップは参加人数を絞り、グローバル・アジェンダ代表であるDr.Shibataがファシリテーションを務めています。スタイルとしては、欧米の大学・大学院のゼミで行われる議論形式の内容です。参加者は事前に与えられた資料を読むことで、より深くテーマについて学び、英語で積極的に発言することを期待されています。
また、ワークショップ内では、資料に含まれていない関連事項に関する解説もあります。この方式を採用することにより、参加者の時事問題の理解力と英語での発信力は短期間で飛躍的に伸びました。現在利用しているCNNのテキストに基づくワークショップは2022年1月末で終了するため、3月から新しいテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」を利用し、SDGsの17のテーマについてじっくり学習する予定です。
この書籍で取り上げられる内容は欧米の教育システムでは比較的早い時期から、カリキュラムに取り入れられています。また、北米の大学の教養課程や欧米の社会科学系の学部では、これらのテーマについては、過去に議論を積み上げてきています。しかし、日本の教育機関ではSDGs全てのテーマについて深い議論をすることは稀だと思います。また、多くの研究や報道は英語で次々に発信されているため、日本人がSDGsを理解する妨げになっています。
「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」の英語は難解ではありません。しかし、関連する社会問題を理解していないと発言できないテーマばかりです。今後の予定としては週1回、1本のエッセイを29週間かけでグループで議論し、これらSDGsに関わる社会問題を英語で自分でも発信できるようにすることが目標です。ワークショップはグローバル・アジェンダが現在主宰しているフォーマットを利用します。
「SDGs英語ニュースについて議論する」はSDGsの17のテーマ全てについてVoice of America (VOA)の記事を利用し、英語で議論します。以下、VOAに関する説明です。
Voice of America (VOA)is the largest U.S. international broadcaster, providing news and information in more than 40 languages to an estimated weekly audience of more than 311 million people.
「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」について
「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」はSDGsの17項目を英語で知るための入門書です。この書籍はSDGsをテーマに英語を学びたい方を対象に、SDGsの解説およびVOAの関連ニュース記事を掲載しています。
17項目それぞれの解説と、理解を深めるためのキーワード付き
「英文」「語注」「和訳」「英語音声」の4点セットが揃っており、 シャドーイング学習にも最適
学習素材にはVOA Learning Englishを使用し、英語を聞き慣れていない人のリスニング練習にも最適
高校レベル以上の英語を学んでおり、もう少し広いテー マを用いて英語を学びたい方
SDGs について、英語で情報(特にニュース記事)を集めたい方
SDGs に興味があり、できればそれをテーマに英語を学んでみたい方
SDGsの全貌がよくわからないので英語原文を当たってみたいけど挫折した方
内容
世界一健康的な新ダイエット
5人に1人が不健康な食事が原因で死亡
ビデオゲームは精神的健康に役立つか
がんは高所得国の死因の第1位
日本の女性たちがハイヒール拒否キャンペーン
「ミス・アメリカ」が水着審査を廃止
ブラジル発:水不足は世界的な問題
世界人口の4分の1が水不足の危機に直面
地球温暖化で早まる花粉シーズン
アメリカは「気候変動難民」の保護を検討
Part4 平和・パートナーシップ Peace・Partnership
世界の4人に3人の子どもが暴力を経験
日本の拘置所、有罪判決を待たずに多くを収容
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- 販売主
グローバル・アジェンダ
- 責任者
代表: 柴田 邦子 (Kuniko Shibata, PhD)
- 住所
〒650-0011 神戸市中央区下山手通2-13-3 建創ビル9F
関連URL
Global Agendaは神戸を拠点に、グローバル社会で必要とされる政策・市場調査、コンサルティング、R&D、教育研修に特化したサービスを展開しています。2017年より「朝英語の会梅田@KANDAI MeRISE~The Japan Times紙記事について議論する」を主宰。時事・社会問題、グローバル経営、教育等に関して積極的に発信しています。
開催場所
オンライン
チケット受付方法
なお、オンラインの授業/ワークショップはGoogle Meetを利用する予定です。お申し込み後にGmailでカレンダーの招待状を送付しますので、その中の「Google Meetの会議に参加をする」をクリックするだけで始められます。タブレット・携帯電話を利用する場合はアプリを事前にダウンロードしておく必要があります。