2019/2/22 14:39 追加
都市経営プロフェッショナルスクールとは
日本のまちづくりは危機に瀕しています。人口減少局面に入ったことで税収は低迷し、まちを担ってきた国・地方自治体の財政状況は逼迫しています。
そのような中で、従来型の高投資・高コスト運営となる施設建設・公共サービスは、まちを良くするどころか長期に渡って自治体財政の負担となり、一等地の生産性を殺してきました。今後は国・地方自治体の大きな課題である、公共不動産活用を促進して税収・雇用の問題に切り込む必要があります。各都市におてい稼ぐ産業を持ちながら、効率的かつ魅力的な公共サービスを提供する都市を目指す上で必要な学びを実践者たちが立ち上がり、提供します。
都市の経営課題を解決する人材の育成を目的として、一般社団法人公民連携事業機構と東北芸術工科大学がこれまで3年間に渡り展開してきた「公民連携プロフェッショナルスクール」。2018年度より、本スクールを発展的に再構築し、「都市経営プロフェッショナルスクール」として実施。累計250名を超える卒業生が、全国で60を超える事業をすでに立ち上げています。実践者の実践者による実践者のためのプロフェッショナルスクールです。
先進事例を実践した講師陣が全国キャラバンで解説
今回は講師たちが仕掛ける先進地域でのケース、さらにプロフェッショナルスクールの卒業生たちの秀逸なケースから都市経営の視点やプロセスの導入を解説します。プロフェッショナルスクールで半年をかけて行う「公民連携事業課程」の概要と、個別目的に特化し、更なる専門的な深掘りと実践を狙う「公園専門課程」などについても、公民連携事業に関わる基本的な考え方やスクールの内容について触れます。
特別配布・公民連携事業ケーススタディブック最新号
今回参加者には都市経営プロフェッショナルスクール卒業生や各地の実践者たちで組織される公民連携事業研究センターによりまとめられた、公民連携事業に関する細かな情報を掲載したケーススタディブック最新号を特別配布いたします。
実施概要
右上の「チケットを申し込む」より、ご参加いただく会場のチケットをご購入ください。
岩手会場 3月13日(水)19:00~20:30頃(開場 18:30~)
・会場 :オガールプラザ2F 大スタジオ
・住所 :岩手県紫波郡紫波町紫波中央駅前2丁目3-12
・地図 :https://goo.gl/maps/KfSkkDsYabr
・登壇予定:清水義次、岡崎正信
・定員 :3000円(+税)/60名
・申込締切:当日 20:30 まで
大阪会場 3月18日(月)19:00~20:30頃(開場 18:30~)
・会場 :京都造形芸術大学 大阪サテライトキャンパス
・住所 :大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル5F
・地図 :https://goo.gl/maps/6Q4YLUGyea52
・登壇予定:清水義次、岡崎正信、竹内昌義
・定員 :3000円(+税)/50名
・申込締切:当日 20:30 まで
広島会場 3月26日(火)19:00~20:30頃(開場 18:30~)
・会場 :AREA INN FUSHIMICHO
・住所 :福山市伏見町4-33FUJIMOTO BLDG.1F
・地図 :https://goo.gl/maps/6ZRGKtyfQ162
・登壇予定:清水義次、木下斉
・定員 :3000円(+税)/40名
・申込締切:当日 20:30 まで
東京会場 4月24日(水) 19:00~20:30頃(開場18:30~)
・会場 :京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス
・住所 :東京都港区北青山1-7-15
・地図 :https://goo.gl/maps/p4iPGdGWG2H2
・登壇予定:清水義次、木下斉、竹内昌義、飯石藍
・定員 :3000円(+税)/100名
・申込締切:当日 20:30 まで
※各会場はいずれも「事前申込制/先着順受付」となります。定員に達しました場合、申込をお断りさせていただく場合がございます。
講師
清水義次
一般社団法人公民連携事業機構代表理事、株式会社アフタヌーンソサエティ代表取締役
東京大学工学部都市工学科卒業後、コンサルタント会社を経て1992年(株)アフタヌーンソサエティ設立。都市生活者の潜在意識の変化に根ざした建築のプロデュース、プロジェクトマネジメント、都市・地域再生プロデュース、家守(やもり)事業プロデュースを行っている。なかでも現代版家守業の実践と啓蒙に注力し、千代田区神田地区や新宿歌舞伎町に続いて、北九州市小倉におけるまちを変革するビジネスモデル構築等に幅広く挑んでいる。また、アーツ千代田3331の運営も手がけている。内閣府地域活性化伝道師。
岡崎正信
公民連携事業機構理事、CRA合同会社代表社員
株式会社故郷の山専務取締役他に、オガール紫波(株)取締役事業部長、岡崎建設(株)事業部長。1995年に地域振興整備公団(現都市再生機構)に入団し、2002年に退団するまでの間、東京本部、建設省都市局都市政策課、北海道支部などで地域再生業務に従事。現在は家業と共に、岩手県紫波町が出資する「オガール紫波株式会社」の事業部長として、紫波町の公民連携事業を企画推進、現在は株式会社オガールプラザ代表取締役として中核施設を経営している。内閣府地域活性化伝道師。
木下斉
⼀般社団法⼈エリア・イノベーション・アライアンス代表理事、⼀般社団法⼈公⺠連携事業機構理事、内閣府地域活性化伝道師
1982年東京生まれ。早稲田大学高等学院在学中の2000年に全国商店街合同出資会社の社長就任。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、一橋大学大学院商学研究科修士(経営学)修了。08年、熊本城東マネジメント株式会社設立、並びに09年一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンスを設立。主著に「地元がヤバい…と思ったら読む凡人のための地域再生入門」(ダイヤモンド社)、「福岡市が地方最強の都市になった理由」(PHP研究所)、「地方創生大全」(東洋経済新報社)、「稼ぐまちが地方を変える」(NHK新書)、など。
竹内昌義
東北芸術工科大学教授、みかんぐみ共同主宰
1995年よりみかんぐみ共同設立。2000年より東北芸術工科大学デザイン工学部助教授。2008年より同教授。「未来の住宅 カーボンニュートラルハウスの教科書」や山形エコハウスの設計に関わり、環境やエネルギーの調和を目指しエコハウスの普及、啓発に努める。代表作 最上町の老人ホーム、伊那東小学校、愛・地球博トヨタグループ館(いずれもみかんぐみ)、ハウスMなど。
飯石 藍
公共R不動産コーディネーター、株式会社nest取締役
遊休化した公共施設・公共空間の活用・マッチングを進めるためのメディア”公共R不動産”に立ち上げからに参画し、現在はメディアの運営だけでなく自治体からの公共空間活用に関する相談・企画・コーディネートも実施。全国各地のまちで公共空間活用に関するプロジェクトに伴走者として携わりながら、地元豊島区の公園”南池袋公園・グリーン大通り”の企画・事業推進など、街のプレーヤーを巻き込んだまちづくり会社"nest"の取締役として、エリア価値を上げていくための公共空間活用プロジェクトを推進している。
参考URL
都市経営プロフェッショナルスクール公式ホームぺージ
https://www.ppp-ps.net/