大格差:中間層の凋落【英語で学ぶ未完の資本主義】第19回7/27(日)20時@オンライン
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大格差:中間層の凋落【英語で学ぶ未完の資本主義】第19回7/27(日)20時@オンライン
2024年9月から始まった「英語で学ぶ未完の資本主義」について議論するワークショップ。2025年7月のお知らせです。
2025/7/27(日) 20:00~2025/7/27(日) 21:30
2024年9月から始まった講座&ワークショップ「英語で学ぶ未完の資本主義」。第19回は米国で最も影響力のある経済学者の一人である、タイラー・コーエン(Tyler Cowen)の主張を取り上げます。現在、ジョージ・メイソン大学経済学教授であるコーエン氏の専門は貨幣経済学、ミクロ経済学、政治哲学、社会哲学と幅広く、様々な視点から現代社会の分析を試みているのが彼の強みでもあります。今回のワークショップは、彼の著作での主張をもとに経済学と社会との関係性について英語で議論する第2回です。
2025年7月27日(日)夜20時@オンラインで開催するワークショップ「英語で学ぶ未完の資本主義」第19回は『大格差~機械の知能は仕事と所得をどう変えるか』(2014年)、『大分断〜格差と停滞を生んだ「現状満足階級」の実像』(2019年)など多くの書籍が日本語でも発表されているタイラー・コーエン教授の主張を取り上げます。「英語で理解する未完の資本主義」の第5章の中盤のセクション「中間層の生活」(p128-131)を使い、英語で議論します。設問はこの記事の以下のセクションの内容も踏まえた形で設定しますので、書籍の購入がまだの方も、ぜひご参加ください。
大格差:中間層の凋落【英語で学ぶ未完の資本主義】第19回7/27(日)20時@オンライン2011年にForeign Policy誌が選ぶ「世界の思想家トップ100」の一人に選ばれたコーエン教授は「大停滞」「大格差」といった米国の格差社会の原因と現状を分析した著書を立て続けに発表し、いずれもベストセラーとなりました。これらの書籍は日本語にも翻訳されましたが、米国だけでなく、多くの先進国で経済格差が広がった直接的な原因は、ずばり第二次世界大戦後の経済成長を経て産まれた「豊かな中間層」の縮小です。
日本でも、1980年代に喧伝された「一億総中流社会」というキャッチ・フレーズが経済バブル崩壊後の1990年代には、泡のように消え去りましたが、米国の中間層の縮小は、更に劇的です。なぜなら、米国では社会保障の枠組みがもともと欧州や日本と較べて脆弱であったため、経済構造の変化が中間層を直撃したのです。ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)が2022年に発表した「How the American middle class has changed in the past five decades(アメリカの中流階級は過去50年でどう変わったか)」という論説記事に、詳細な統計が掲載されています。
同センターの分析によると、米国で中流家庭に住む成人の割合は、1971年の61%から2021年には50%に減少し、かつ中間所得層の縮小は高所得層に属する成人の割合の増加(1971年の14%から2021年には21%)と低所得層に属する成人の割合の増加(25%から29%)を伴っていることが明らかになっています。まさに「持つ者と持たざる者」の分断、社会の二極化が進んでいるのです。
How the American middle class has changed in the past five decades
この調査結果は、昨年“The State of the American Middle Class” (May 2024)という報告書にまとめられています。米放送局のCNBCは、以下のような導入部のもと、「Why The Middle-Class Is Disappearing(なぜ中流階級は消えつつあるのか)」という12分の動画を作成しています。
「かつて中流階級はアメリカンドリームの象徴であり、それは経済的な安定と、より良い未来へのチャンスを意味していた。しかし、そのようなアメリカの中産階級像は、今日ではまったく異なっている」
Why The Middle-Class Is Disappearing
https://youtu.be/0sj-8pjt9Xk?si=uAQc84dlGYKBZdWy
あなたはこの「中間層の没落と資本主義」の関係性についてどう思いますか?一緒に考えてみましょう。
日時: 2025年7月27日(日)20時~21時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 見学のみ: 500円、初回参加者:800円~
【チケット】
チケットの申し込みは、このYahooチケットサイトから、または銀行振り込みでお願いします。
振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。
申し込み後(開催日前日までに)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。解説と設問はできるだけ早く送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。
【場所】 オンライン
オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホを準備願います)。Gmailをご用意ください。
メインでは以下のオンライン会議システムを使います。
Google Meet(Gmailとリンクしています)
https://support.google.com/meet/answer/9302870?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja
2019年に出版されたインタビュー集『未完の資本主義』。その特徴は、現代社会で「知の巨人」たちと呼ばれる気鋭の識者7人に、「テクノロジー」と「経済」の観点から今後の資本主義の行く末について尋ねる内容となっています。
未完の資本主義:テクノロジーが変える経済の形と未来https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84372-8
今回新たに、この書籍の英語版の内容と関連記事について月2回のペースでワークショップを開催していく予定です。以下、それらの識者のラインナップです。
ポール・クルーグマン(ノーベル賞経済学者)――我々は大きな分岐点の前に立っている
トーマス・フリードマン(『フラット化する世界』著者・NYタイムズコラムニスト)――「雇用の完新世」が終わり「人新世」がはじまる
デヴィッド・グレーバー(文化人類学者・ウォール街占拠運動の理論的指導者)――職業の半分がなくなり、「どうでもいい仕事」が急増する
トーマス・セドラチェク(『善と悪の経済学』著者・チェコ共和国経済学者)――成長を追い求める経済学が世界を破壊する
タイラー・コーエン(ジョージメイソン大学教授・経済学者)――テクノロジーは働く人の格差をますます広げていく
ルトガー・ブレグマン(ジャーナリスト・歴史家)――ベーシックインカムと1日3時間労働が社会を救う
V・M=ショーンベルガ―(オックスフォード大学教授・ビッグデータの第一人者)――「データ資本主義」が激変させる未来
英語版の書籍はこちらです。
英語で理解する未完の資本主義https://book.alc.co.jp/book/b10029862.html
「インタビューの英語書き起こし」「日本語訳」「用語解説」「7人のインタビュー音声」をまとめた、「英語を学びながら、英語で学べる」1冊です。英語を使って勉学・仕事をしたり、最先端の知に関心のある人におすすめの内容です。
チケット情報
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初回参加者
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