米国における終末論ファシズムの台頭(2)【英語で学ぶ大人の社会科】第98回 6/29(日)20時@オンライン
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米国における終末論ファシズムの台頭(2)【英語で学ぶ大人の社会科】第98回 6/29(日)20時@オンライン
トランプ政権2.0の背景にある米国の終末思想とは何か。語られることの少なかった米国の宗教と政治について英語で議論
2025/6/29(日) 20:00~2025/6/29(日) 21:30
2025年6月29日(日)夜20時@オンラインで開催する「英語で学ぶ大人の社会科」ワークショップは、国際的に著名なジャーナリストであるナオミ・クラインが英ガーディアン紙に寄稿した論説記事「The rise of end times fascism(「終末論ファシズムの台頭」)」を使い、米国における「宗教と政治」の関係性について英語で議論する第2回です。
トランプ大統領の黙示録:米国における終末論ファシズムの台頭(2)【英語で学ぶ大人の社会科】第98回 6/29(日)20時@オンライン第2回の教材は、The Guradian紙の記事をPDFで印刷した場合に、3ページの中盤、セクションの分割に使われている引用文「Though it builds on enduring rightwing tendencies …」より後ろの部分から5ページ終わりまでになります。6ページの初めにエルサレムのユダヤ人居住区の写真(記事中の3枚目の写真)がありますが、それより前の部分です。菊地夏野氏の抄訳では「終末論ファシズムの特異性」の見出しより前の段落から始まり、イーロン・マスクに言及している段落より前までになります。
なお、雑誌「世界」2025年7月号に、ナオミ・クライン、アストラ・テイラー著、中村峻太郎訳「終末ファシズムの勃興」というタイトルで、The Guardian紙の記事の翻訳版が掲載されています。
https://twitter.com/WEB_SEKAI/status/1930901221784576491
また、名古屋大学の菊地夏野准教授がこの記事の抄訳を公開しています。
ナオミ・クライン「終末論ファシズムの台頭」抄訳公開 菊地夏野
https://thirdfemi.exblog.jp/37972687/
この記事は企業都市国家に関する唐突な解説から始まりました。記事内の多くの議論は聖書の逸話に馴染みの薄い日本人には、分かりにくい部分が多々ありますが、今回のパートで「企業都市国家」と「キリスト教福音派」の意外な共通点が明らかになります。このパートのキーワードは【携挙、けいきょ、英語: rapture】 です。重要な語彙なので、以下、辞書からの解説を転載します。raptureは、普通名詞では、狂喜,有頂天 などの日本語訳がありますが、キリスト教では下記のように特別な意味があります。
けいきょ【携挙】 raptureの解説:キリスト教、特にプロテスタントの信仰内容の一。イエスの再臨のときに、敬虔 (けいけん) であったすべての死者が蘇り、生きている信徒とともに天を昇ってイエスと出会い、永遠の命を得るというもの。[補説]携挙の時期が患難時代の前か、最中か、後かについて、各教派の間で主張が異なる。出典:デジタル大辞泉(小学館)
クラインらは全く異なるグループに属しているとみなされていたキリスト教原理主義者(福音派)の信徒とシリコンバレーのエリートたちが「世界の終わり」が訪れる、といった狂信的な確信から「バンカー国家」を築き上げるに至った思想の変遷を記事中で解説しています。バンカー(bunker)は日本語では掩蔽壕(えんぺいごう)と称されることもあるようですが、銃撃や爆撃から人や航空機を守るために地下などに建設される施設のことを指しています。このイデオロギーの中核をなすのがファシストたちに共通する「ハルマゲドン・コンプレックス」だというのです。
小説家であり哲学者でもあるウンベルト・エーコは、ムッソリーニ政権下で過ごした幼少期を振り返った有名なエッセイの中で、ファシズムには一般的に「ハルマゲドン・コンプレックス」が存在すると指摘しました。
Ur-Fascism
Umberto Eco
Freedom and liberation are an unending task.
June 22, 1995 issue, The New York Review
https://www.nybooks.com/articles/1995/06/22/ur-fascism/
ハルマゲドン・コンプレックスとは、全面戦争は避けられないと信じる気質のことである、と1951年発表の学術論文で指摘されています。
The Armageddon Complex: dynamics of opinion.
https://psycnet.apa.org/record/1952-05523-001
クラインらは次のように現在の動向を説明しています。
興味深いことに、以前は世俗的だったシリコンバレーのエリートたちが突然イエスを見つけようとしている今、これらのビジョン(優先権を持つ企業国家と大衆向けバンカー国家)が、キリスト教原理主義者による聖書の携挙の解釈(信者は天国の黄金都市に引き上げられ、呪われた者は地上の黙示録的な最後の戦いに耐えることになる)と大きな共通点を持つことは注目に値する。
そのうえで、それでも1930年代と1940年代のヨーロッパ・ファシズムには、血で血を洗う戦いの後に、平和で牧歌的で浄化された未来の黄金時代が訪れるというビジョンもあったが、今は違う、と指摘しています。私たちは、輝かしい未来は永遠に来ない、終末のファシズムに立ち向かっているのだ、と警鐘を鳴らしています。
あなたは、この米国発のと政治のと宗教の問題について、どう思いますか。
このテーマについて議論するワークショップの詳細は以下のとおりです。
日時: 2025年6月29日(日)20時~21時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 見学のみ: 500円、初回参加者:800円~
教材として、以下の英語記事を利用します。
【教材】
上記の通り、今回のワークショップの範囲は以下の記事PDFで3ページの半ばから5ページ終わりまでです。
The rise of end times fascism Naomi Klein and Astra Taylor
【チケット】
チケットの申し込みは、このYahooチケットサイトから、または銀行振り込みでお願いします。
振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。
申し込み後(開催日前日までに)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。解説と設問はできるだけ早く送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。
申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。
https://www.global-agenda-21c.com/contact
【場所】 オンライン
オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホを準備願います)。Gmailをご用意ください。
1)メインでは以下のオンライン会議システムを使います。
Google Meet(Gmailとリンクしています)
https://support.google.com/meet/answer/9302870?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja
【ビデオ会議システム】Google Meet
ビデオ会議の利用にはGMailアカウント及びマイク付きイヤホン(携帯電話購入時に付属品として付いています)、PC又はタブレット・スマートフォンなどが必要になります。使い方はGoogle Hangoutと同じですが、PC以外だとアプリのダウンロードが必要な場合がありますので、事前に動作の確認をお願いします。またGoogleカレンダーもダウンロードしておくと便利です。
申込を受けるとGoogleカレンダーに招待状を送りますので、そちらにアクセスして、予定上のGoogle Meet に参加するをクリックし、マイク・カメラを設定しておいてください。使い方は以下のサイトを参照してください。
ビデオ会議ツール「Google Meet」の利用方法
https://www.lifehacker.jp/2020/05/212607you-can-now-use-google-meet-to-host-free-video-conferen.html
【オンラインサロンGlobal Newsについて語ろう】
「オンラインサロンGlobal Newsについて語ろう」を始めました。詳細に関しては以下のリンクを参照してください。
【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会
チケット情報
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サロン・ゴールド会員
一般
初回参加者
回数券(3枚)
見学のみ
販売条件
お支払い方法
チケットの取出し方法
お問い合わせ先
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