新潮社の漢字講座――小さな大問題「異体字・字体」 in東京
イベントは終了しました
2018/10/19 11:31 追加
※本講座は現在満席となっております。キャンセル待ちは電話受付のみにて承ります。ご不便をお掛けしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
電話番号：03－3266－5776（平日10：00～18：00）
「異体字・字体」という小さな大問題。
この機会に大きなモヤモヤをスッキリと解決しましょう！
【講座内容】
複雑な漢字の話を愉快な語り口でひもとく人気講座です。漢字の中でも異体字・字体は、ややこしくて、複雑で、細かくて、とかく頭痛の種です。今回の漢字講座はこの悩ましい異体字・字体の問題を、3回の講座を費やして徹底解明します。今回は普段取り上げることのない個別のトリビアを、真正面から取り上げていく覚悟です。
１）異体字はどうして生まれたのか、正字とは結局のところなんなのか、『康熙字典』に載っている字はなぜ正しいとされるのか……根本に立ち返って異体字のモヤモヤをスッキリさせます。
２）実際に見られる活字の字形の揺れは、どこまで問題にする必要があるのか、校正に携わる人にとっては深刻な悩ましい問題です。この小さな大問題も解決法を教えます。
３）筆押さえも避けて通ることができない小さな大問題です。筆押さえはいったい何のためにあるのか、「又」の筆押さえは必要なのか不要なのか、他の筆押さえはなくなっているのになぜ「八」の筆押さえだけはほとんどの明朝体についているのか、根本的な疑問に答えます。
※筆押さえとは、明朝体の筆勢を表す飾りで、楷書の右払いの起筆部分を強調したもの。昔の活字には必ずついていた。常用漢字表では有無はデザイン差とされるが、現在は省略されることが多い。
４）捕虜の虜は新字体の「虜」と旧字体の「虜」でどう違うのか、「柿（かき）」と「杮（こけら）」はそもそも区別する必要があるのか、「冑（かぶと）」と「胄（ちすじ）」はいったいどう違うのか……異体字・字体の細かい違いについても、もちろん徹底的に追求します。
【受講料】
9,720円（税込3,240円×3回）
【日時】※会場は新潮講座神楽坂教室です（このサイトの「当日の受付方法」のタブで地図が参照できます）
2018 年 10/23(火）、11/20（火）、12/18（火）
18：30～20：00 全3回（教室開場は30 分前です）
＊テキストを配布します。
＊各自筆記用具をご用意下さい。
講師：小駒勝美 『新潮日本語漢字辞典』編者／新潮社校閲部
【講師紹介】
1954（昭和29）東京都生まれ。新潮社校閲部勤務。慶應義塾大学商学部、文学部卒業。1989年新潮社入社。日本語を読むための漢字辞典『新潮日本語漢字辞典』を企画、執筆、編集する。1982年第11回漢字読み書き大会青年の部第1位。漢字検定一級。JIS漢字委員、校正記号委員を務めた。日本語のみならず、中国語の簡体字、繁体字まで読み解く、屈指の「漢字のプロ」。著書に『漢字は日本語である』（新潮社）、『日本語文字・表記の難しさとおもしろさ』（共著・彩流社）。新潮社校閲部では文芸書、新潮選書などを手掛ける。
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チケット情報
このチケットは主催者が発行・販売します
新潮社の漢字講座―小さな大問題「異体字・字体」10/23（火）、11/20（火）、12/18（火）18：30～20：00
予定枚数終了
販売条件
電話お申し込みの方は、
03－3266－5776
へご連絡ください（受付時間：平日10時～18時）。
お支払いいただいた受講料は、キャンセルもしくは欠席の場合でも原則としてお返しいたしません。
お支払い方法
チケットの取出し方法
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お問い合わせ先
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【月～金曜】10時～18時（祝日・年末年始を除く）
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