ヘーゲル(再)入門ツアー 2019 東京編 in東京
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ヘーゲル(再)入門ツアー 2019
ヘーゲル。言わずと知れた大哲学者です。「知の巨人」とか「西洋近代哲学の完成者」とか、ヘーゲルほど壮大な枕をつけて語られる哲学者、そうそういません。多少なりとも「哲学」に関心をいだいたことがあってヘーゲルの名を知らぬ者などいない――そう言ってしまってまちがいのない哲学者の筆頭でしょう。他方、ヘーゲルの著作を一冊でも読み通したひと、となるとどうでしょうか。哲学科に所属したひとでさえ、その話題になったときには声のトーンを落として「や、ヘーゲルちゃんと読んだことなくて…」と口ごもったこと、一度や二度はあるのでは。
そう、ヘーゲルは圧倒的に「ムズカシイ」哲学者の筆頭でもあります。何せ「巨人」ですからね。どう考えてもボスキャラです。しかし、ご安心ください。今回、ヘーゲル(再)入門ツアーを先導してくれる気鋭のヘーゲル研究者・川瀬さんは「ヘーゲルが何を言っていたか、200年議論してもわかってないことが多い」とはっきりおっしゃってくれます。専門家がそう言うのです。「哲学」玄人も素人も、不要なプライドをかなぐり捨てて「ヘーゲルはわからない」という地点からもう一度、あるいははじめて、ヘーゲルに挑んでみようではありませんか。
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2019年、日本全国を股にかけてヘーゲルに挑むツアーを企画しました。各地のイベントスペースで、そして書店の書棚の前で、哲学界の「大ボス」たるヘーゲルと対峙する冒険を、ともにはじめましょう。
【レクチャー 東京編】
日時:2019年3月10日(日)14:00〜17:30
1コマ目 14:00~15:30「やっぱり知りたい! ヘーゲルと弁証法」
2コマ目 15:40~17:30「誰も知らない!? ヘーゲル論理学の世界」&質疑応答
※授業内容詳細は追って公表いたします。
基本的に関西編と同様の内容(ただしコマ数を圧縮)したバージョンとなります。
宮崎公立大学人文学部助教。宮崎県出身。東京大学大学院人文社会系研究科哲学専門分野博士課程修了。東京大学特任研究員、徳島大学助教を経て現職。博士(文学)。
専門は、(1)ヘーゲル哲学、特に論理学。(2)現代の行為論。著書に『ヘーゲルと現代思想』(晃洋書房、2017年、担当:第3章「アメリカのプラグマティズム」)ほか。2017年、論文「ヘーゲル『大論理学』における絶対的理念と哲学の方法」(日本哲学会編『哲学』、第68号掲載)により、日本哲学会若手研究者奨励賞受賞。
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