猪谷千香×岡本真×李明喜「図書館と地域の公共性を考える」 in東京
イベントは終了しました
新しい図書館のオープン、面白いサービス、民間との協働など、図書館が話題のニュースとして取り上げられることも近年増えてきました。
市民にとって本当に利便性がある図書館とはどのようなものか、図書館に対して私たちができる提言やアクションとは何か、図書館の未来像をどう描いていくか――図書館の根幹に関わる点について、様々なアクターがそれぞれの現場で対話を積み重ねことが、いまあらためて求められています。
本トークイベントでは、青弓社より刊行されました『未来の図書館、はじめます』で、各自治体の首長選挙の公約にも掲げられる「図書館整備」のノウハウを公開してその勘どころを惜しみなく提供した岡本さん、図書館とデザインに関する論考を同書に寄せた李さんが、「図書館と地域のこれから」についてお話しいただきます。
ゲストには、『町の未来をこの手でつくる』(幻冬舎)の著者・猪谷千香さんをお招きしました。「まちづくり」の視点も踏まえた図書館のあり方を、3人の異なる視点から語り合います。
生活情報を提供しつつ市民の批判的な思考も養う図書館の役割、東日本大震災の復興と図書館の現在、図書館司書や職員の労働環境など、まちと図書館というテーマから広がりがある議論をご期待ください!
トーク終了後にサイン会も開催されます。お気軽におこしください。
【出演者プロフィール】
猪谷千香(いがや・ちか)
文筆家。東京都生まれ、東京育ち。新聞社記者として文化部などを経て、ニコニコ動画ニュース編集者に転職。2013年4月から、ニュースサイト「ハフポスト日本版」の記者、18年9月からは弁護士ドットコムニュースの記者として、図書館や地方行政の取材を続けている。著書に『町の未来をこの手でつくる』(幻冬舎)、『つながる図書館』『日々、きものに割烹着』(筑摩書房)、共著に『ナウシカの飛行具、作ってみた』(幻冬舎)など。
岡本真(おかもと・まこと)
1973年、東京都生まれ。アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG)代表取締役、プロデューサー。ヤフーで「Yahoo!知恵袋」のプロデュースなどを担当し、2009年に起業して現在に至る。日本各地で図書館のプロデュースに関わる。著書に『ウェブでの〈伝わる〉文章の書き方』(講談社)、共著に『未来の図書館、はじめませんか?』『図書館100連発』(ともに青弓社)、共編著に『ブックビジネス2.0――ウェブ時代の新しい本の生態系』(実業之日本社)など。
李明喜(り・みょんひ)
1966年、兵庫県生まれ、島根県育ち。アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG)取締役(チーフ・デザイン・オフィサー〔CDO〕)、最高デザイン責任者。商業施設やワークプレイスの空間デザインから、図書館をはじめとした公共施設の企画・サービスデザイン・キュレーションまで幅広いデザインに携わる。論考に「図書館のデザイン、公共のデザイン」(『未来の図書館、はじめます』所収)など。
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チケット情報
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1500 ticket + 500 drink
2,000円
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