【英語で学ぶ大人の社会科】K's Bar 第3-1回 香港市民はパンデミックをどう乗り越えたが~情報化社会の主権在民

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【英語で学ぶ大人の社会科】K's Bar 第3-1回 香港市民はパンデミックをどう乗り越えたが~情報化社会の主権在民

オンライン開催:初回参加者は無料!英語上級者にお薦めの知的イベント!

2020/5/27(水) 20:00~2020/5/27(水) 21:30

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「英語で学ぶ大人の社会科」第3回はノースカロライナ大学准教授のZEYNEP TUFEKCI氏の香港のパンデミック対策とその成功に関する寄稿記事を取り上げます。第3回は日本の政治で進行している事態を憂慮して「ショック・ドクトリン」の著者、Naomi Kleinの寄稿記事を考えていたのですが、今後の日本のコロナ対策を考える上で非常に重要だと思いますので、先に香港の事例を取り上げることにしました。詳細は以下のブログ記事でご確認ください。


コロナの発生地、中国に隣接する700万人の人口を抱えた過密都市の代表、香港 また、長らく反政府デモが続き、政治は混乱を極め、パンデミックの間、特に際立った行政のリーダーシップもありませんでした。それなのに、コロナの死者は僅か4人。数週間も感染者は出ていません、その理由を解説しているのが以下のThe Atlantic誌の記事です。

How Hong Kong Did It
With the government flailing, the city’s citizens decided to organize their own coronavirus response by ZEYNEP TUFEKCI from The Atlantic
MAY 12, 2020


韓国と台湾のパンデミックに対する政治のリーダーシップは世界から称賛されてきました。でも香港市民の連帯によるリスク管理は「ポストコロナ」の時代を考える上で重要なヒントを私達に与えてくれています。結論の次の言葉はハラリが述べた危機を乗り越えるためには自立した国民の協力と連帯が最も効果的であることを強調する形になっています。

”But Hong Kong also teaches that people aren’t helpless, even when their government isn’t helpful.”

香港がパンデミックを抑えることに成功した最大の理由は市民の力です。過去のSARSの経験もありますが、国を分断した市民運動、抵抗運動により、香港市民は連帯することの重要性を理解し、そのスキルを新型コロナの抑制に使ったのです。

”The secret sauce of Hong Kong’s response was its people and, crucially, the movement that engulfed the city in 2019. Seared with the memory of SARS, and already mobilized for the past year against their unpopular government, the city’s citizens acted swiftly, collectively, and efficiently, in effect saving themselves. The organizational capacity and the civic infrastructure built by the protest movement played a central role in Hong Kong’s grassroots response.”

そして、市民の連帯を広め、かつ独自の新型コロナ対策として機能したのが、市民が独自で立ち上げたITプラットフォームとデマを排除した情報の共有です。「情報社会」という言葉には国家や企業による個人情報の監視や悪用、またはデマの流布などという問題がつきまといます。つい最近もカナダのトロントでグーグルが計画していた「スマートシティ」が住民の反対を受け(コロナの影響もあるが)挫折したばかりです。

カナダは「グーグルの実験マウスではない」トロント再開発めぐり人権団体が反発

グーグルがトロントで夢見た「未来都市」の挫折が意味すること

新型コロナウイルス 感染拡大防ぐアプリ 試験運用開始

その点、感染にかかわる情報を国家や大企業に頼らず市民自らが管理し、効果的に運用することにより最も公益に沿った情報の利用が出来たのが香港の成功例なのだと思います。

今回のワークショップはThe Atlantic誌の記事”How Hong Kong Did It”から「public health: 公衆衛生」の推進における「information technology:情報技術」、そして市民の意向を「social movements : 社会運動」を通して主張し、政策に反映させていく民主政治のダイナミズムと「the freedom of speech:  言論の自由」との関係性について英語で話し合います。主な議論のテーマは以下の5つです。

1)Please list words related to public health, social movements and the freedom of speech.
2) What do you think about the use of information technologies in the time of epidemic?
3) Please tell us your idea about the freedom of speech in the modern world
4) Please tell us your opinion about what is needed to improve public health
5) What do you think about social movements in modern democracy?

ワークショップは気軽に使えるGoogle Meet / Hangoutを使って英語での議論に取り組みたいと思います。グローバル経済に関するテーマですが、大変興味深い内容でしたので、ドリンク片手に気軽にご参加ください。参加費は初回は無料です!

【英語で学ぶ大人の社会科】K's Bar 第3-1回 香港市民はパンデミックをどう乗り越えたが~情報化社会の主権在民 5/27(水)& 5/30(土)20時~@オンライン

定員: 10名

【チケット】

参加費は0~2,350円です。サロン・ゴールド会員の割引他、回数券もご用意しています。6カ月の新規サロン会員権の購入(更新も含む)の方と新参加者の方の参加費は無料です。

申し込み後(開催日前日)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。

申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。

参加希望者はGmailをお知らせください。ワークショップの招待状をグーグル・カレンダーで送ります。カレンダーの予定の中の「Google Meetに参加」をクリックするとビデオ会議に参加できます。


【場所】 

オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホ+Gmail アカウントを準備願います)

1)メインでは以下のオンライン会議システムを使います。

Google Meet & Hangouts (Gmailとリンクしています)

2)サブ・システムとして以下のシステムもできればご用意ください。

Skype

【キャンセル・欠席の扱い】
欠席された場合は次回あるいは別セミナーに振り替えとします。コースを途中で辞められる場合は残金を返金いたします。

オンライン・サロン& noteゴールド会員について
現在、オンライン・サロン「朝英語の会@京阪神~The Japan Times 紙記事について議論する~」とnoteサークル「英語で学ぶ大人の社会科」の会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます。

【オンラインサロン朝英語の会@京阪神】
「朝英語の会@京阪神~The Japan Times紙記事について議論する」を始めました。京都・大阪・神戸で開催される「朝英語の会@京阪神」共通のサロンです。詳細に関しては以下のリンクを参照してください。

【英語で学ぶ大人の社会科】
noteのサークルを始めました。もっと社会問題について学びたい、英語のスキルを進化させたいという方のための一石二鳥、欲張りなサークルの立ち上げを目指しています。ワークショップだけでなく「大人のための社会見学」も計画中!メンバー募集中です。

チケット販売期間外です

販売
期間

2020/5/19(火) 01:00~

2020/5/27(水) 19:00

PassMarketのチケットについて

チケット情報

このチケットは主催者が発行・販売します

サロン・ゴールド会員

1,900円

一般

2,350円

初めての参加者

無料

回数券(3枚)

6,300円

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