寝ながら学べるニック・ボストロム 第1回(全3回) in京都
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スーパーインテリジェンスとは何か?
オックスフォード大学の若き俊英、ニック・ボストロムは、人工知能が自己改造を始めて人間によるコントロールが効かなくなり(知能爆発)、そこから人間を凌駕する超知能(スーパーインテリジェンス)が誕生する、と予想しました。
そしてボストロムは、このような超知能たちの猛烈な自己革新による競争では、わずかな時間の差が圧倒的な差となり、最終的には単一勝利者たる超知能による世界秩序(シングルトン)が誕生するだろう、と予測します。
友も敵も消滅した、言い換えれば「政治」(アーレント)が消滅した世界。それは「よき全体主義」なのでしょうか?
そしてそのような超知能について考えることは、もちろん私たち自身の知能(インテリジェンス)の条件を問い直すことでもあります。ディヴィッド・チャーマーズは「哲学的ゾンビ」問題を提起しました。そもそも私たちは人間同士の間でさえ、他者の内面は知りえない以上、「そこに内面がある」と想定するしかありません。そのような内面を想定せざるを得ない人工知能は可能でしょうか。
第2回 未定
第3回 未定
・場所
会場:京都出町柳 GACCOH(京阪電車「出町柳駅」2番出口より徒歩5分)
・参加方法
このページからチケットをお買い求めください。クレジットカード決済、コンビニ決済がご利用になれない場合はお問い合わせ先に記載されているメールアドレスまでご連絡ください。予約1000円/当日1500円(立ち見となる可能性があります)
講師紹介
稲葉 振一郎 (イナバ シンイチロウ)
1963年、東京生まれ。1986年一橋大学社会学部卒業。1992年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。岡山大学経済学部助教授、明治学院大学社会学部助教授等を経て現職。専門は社会科学基礎論、社会倫理学。著書に、『経済学という教養』(東洋経済新報社、増補版/ちくま文庫)、『「資本」論--取引する身体/取引される身体』(ちくま新書)、『「公共性」論』(NTT出版)、『社会学入門--<多元化する時代>をどう捉えるか』(NHKブックス)、『不平等との闘い--ルソーからピケティまで』(文春新書)、『宇宙倫理学入門』(ナカニシヤ出版)、『政治の理論』(中央公論新社)など。
twitter:@shinichiroinaba
インタラクティブ読書ノート別館の別館 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/
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9/15 寝ながら学べるニック・ボストロム 第1回
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