石上阿希×木下直之「大人限定のお楽しみ! 春画のオモテとウラ」 in東京
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石上阿希×木下直之「大人限定のお楽しみ! 春画のオモテとウラ」
『へんてこな春画』(石上阿希著)刊行記念
2016/3/25(金) 19:00~2016/3/25(金) 20:30
イベント受付開始時間 2016/3/25(金) 18:30~
昨年、日本初の春画展が開催され、ようやく脚光を浴びた春画。
その魅力が、直接的な描写だけではなく、当時ではおなじみの古典や人気作品のパロディ、あるいは絵暦、名所案内などの形式、伝統的な画題などをサンプリングした、ひねりの効いた(ときにくだらない?)笑いにもあることはご存じでしたか?
そんな春画作品を「知的遊戯」として、楽しく読み解く石上阿希さんの新刊『へんてこな春画』の刊行を記念し、作品の笑いポイントを解説いただくトークイベントを開催します。お相手をつとめるのは、春画のみならず、絵画、写真や彫像など美術全般における性表現の変遷も研究する木下直之さん。お二人には、あの手この手で性の世界を描く、春画のオモテの魅力だけでなく、展示や出版に際しての規制や苦労といった、春画の扱いについてのウラ話もお話しいただく予定です。
春画のオモテとウラを通じて見えてくる、人々の暮らし、教養、思想、そして社会のこと。さあ、「春」めく季節の宵に、大人の文化=「春画」の世界を覗いてみませんか。
*当日、トーク終了後に、会場にてお二人の対象書籍をお買い求めの方にサイン会を予定しています。
協力 青幻舎
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石上阿希(いしがみ・あき)
1979年、静岡県生まれ。専門は近世文化史。2013年に開催され、大きな評判となった大英博物館開催の春画展「Shunga : sex and pleasure in Japanese art(春画―日本美術の性とたのしみ)」にてプロジェクトキュレイターをつとめる。現在、国際日本文化研究センター特任助教。著書に『日本の春画・艶本研究』、編著に『西川祐信を読む』など。春画をテーマにした論文で、日本で初めて博士号を取得した研究者でもある。
木下直之(きのした・なおゆき)
1954年、静岡県生まれ。兵庫県立近代美術館・東京大学総合研究博物館を経て、東京大学文化資源学研究室教授。専門は美術史・文化資源学。美術、写真、見世物、祭礼、記念碑、建築等々を通して19世紀の日本文化を考察。著書に『美術という見世物—油絵茶屋の時代』、『股間若衆—男の裸は芸術か—』など多数。
※購入されたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
※開場は開演の30分前になります。
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