【4/23】シネポートシアターMITO vol.53 ケリー・ライカートの映画たち in茨城

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【4/23】シネポートシアターMITO vol.53 ケリー・ライカートの映画たち

2022/4/23(土) 10:30~2022/4/23(土) 19:00

イベント受付開始時間 2022/4/23(土) 10:15~

Café+zakka+gallery Minerva

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【4/23】シネポートシアターMITO vol.53 ケリー・ライカートの映画たち

現代アメリカ映画の最重要作家ケリー・ライカートが紡ぐ、
4つのロードサイダーズ・ストーリー。
アメリカン・ドリームが失われた世界にさすらう者たちの、
語るに足る、ささやかな抵抗――。

1994年に最初の長編『リバー・オブ・グラス』を発表以来、各国映画祭で激賞されながらも、大手スタジオとは一定の距離を保ち、真にインディンペンデントなスタイルと制作体制を静かに貫き続ける現代最高の女性監督ケリー・ライカート。 最新作『First Cow』はA24が製作・配給し、各国メディアを席巻。『オールド・ジョイ』から始まる“オレゴン・シリーズ”の最新作にあたるその公開を前に、エバーグリーンの輝きを放つライカート監督のキャリア初期傑作4本を一挙に公開いたします。 自分と同じくらい孤独な他者とつながろうともがきながら、それぞれのユートピアを求めて、荒野を彷徨う登場人物たち。その過程で積み重ねられる、言葉にならなかった感情や何かが変わるはずだった行動、そのぎこちない関係性の数々は、繊細で親密な手触りをもって、私たちの感性を深く揺さぶるーー。

配給:グッチーズ・フリースクール、シマフィルム


<企画概要>
シネポートシアターMITO vol.53 ケリー・ライカートの映画たち
【期日】2022年4月23日(土)
【会場】Café+zakka+gallery Minerva
〒310-0015 茨城県水戸市宮町2-3-38 ホテル水戸シルバーイン2F
【上映スケジュール】
①10:30-11:50リバー・オブ・グラス/76分 
②13:00-14:15オールド・ジョイ/73分
③14:45-16:10ウェンディ&ルーシー/80分
④16:40-18:30ミークス・カットオフ/103分
【定員】各回20名
【料金】
前売 1作品1500円 /1日券5000円
当日 1作品1800円 /1日券6500円
※全てのチケットはワンドリンク付となります。
【主催】310+1シネマプロジェクト

配給グッチーズ・フリースクール、シマフィルム


監督:ケリー・ライカート
1964年、アメリカ・フロリダ州出身。犯罪捜査官の父、麻薬捜査官の母の元に生まれる。幼いころから写真に興味を持ち始め、父親の犯罪現場用カメラを使い始める。と同時に、放置された証拠品袋から取り出し、初めてマリファナを吸う。
School of the Museum of Fine Arts at Tufts University出身。在学時に何も知らずにサタジット・レイとライナー・ヴェルナー・ファスビンダーについての授業をとる。ファスビンダーの映画を初めて見た際に「とてもパーソナルな映画でありながら、同時に政治的な一面を持っていて、こんな映画が作ることができるのかと、衝撃を受けました」と語る。その後、スーパー8mmフィルムでMVを制作。1988年にニューヨークに引っ越し、ノーマン・ルネ監督『ロングタイム・コンパニオン』(89)などに美術として参加。ハル・ハートリー監督『アンビリーバブル・トゥルース』(89)、トッド・ヘインズ監督『ポイズン』(91)では美術を担当するとともに一部、出演もしている。
1994 『リバー・オブ・グラス』 RIVER OF GARSS
1999 “ODE”(中編)
2001 “THEN A YEAR”(短編)
2004 “Travis”(短編)
2006 『オールド・ジョイ』OLD JOY
2008 『ウェンディ&ルーシー』WENDY and LUCY
2010 『ミークス・カットオフ』MEEK’S CUTOFF
2013 『ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画』 NIGHT MOVES
2016 『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』CERTAIN WOMEN
2019 “FIRST COW”


『リバー・オブ・グラス』
監督:ケリー・ライカート
出演:リサ・ドナルドソン(リサ・ボウマン名義)、ラリー・フェセンデン、ディック・ラッセル、スタン・カプラン、マイケル・ブシェミ
1994年/アメリカ/スタンダード/カラー/76分 字幕翻訳:上條葉月
© 1995 COZY PRODUCTIONS

楽園リゾート都市マイアミのほど近く、なにもない郊外の湿地で鬱々と暮らす30歳の主婦コージーは、いつか、新しい人生を始めることを夢見ている……。
20代最後の年、故郷に戻ったライカートが、逃避行に憧れ、アバンチュールに憧れ、アウトローに憧れた、かつての思春期の自身に捧げた「ロードの無いロード・ムービー、愛の無いラブ・ストーリー、犯罪の無い犯罪映画」。撮影許可料が払えず、警察から幾多の圧力を受けながら、ゲリラ撮影で完成させた珠玉のデビュー作。

『オールド・ジョイ』
監督・編集:ケリー・ライカート
出演:ダニエル・ロンドン、ウィル・オールダム、ターニャ・スミス
2006年/アメリカ/ヴィスタ/カラー/73分 字幕翻訳:上條葉月
© 2005,Lucy is My Darling,LLC.

もうすぐ父親になるマークは、ヒッピー的な生活を続ける旧友カートから久しぶりに電話を受ける。キャンプの誘い。 “戦時大統領”G・W・ブッシュは再選し、カーラジオからはリベラルの自己満足と無力を憂う声が聞こえる……。ゴーストタウンのような町を出て、二人は、ポートランドの外れ、どこかに温泉があるという山へ向かう。
『リバー・オブ・グラス』から12年――貯めた資金をもとに完成の目処なくスタートした企画だったが、ライカートの評価を一躍高めた2作目。


『ウェンディ&ルーシー』
監督・編集:ケリー・ライカート
出演:ミシェル・ウィリアムズ、ウィル・パットン、ジョン・ロビンソン、ラリー・フェセンデン、ウィル・オールダム、ウォルター・ダルトン
2008年/アメリカ/ヴィスタ/カラー/80分 字幕翻訳:上條葉月
© 2008 Field Guide Films LLC

『オールド・ジョイ』に惚れ込み、ライカートに自らアプローチしたミシェル・ウィリアムズを主演に迎えた、一人と一匹の異色のバディが織りなす彷徨譚。ほぼ無一文のウェンディは、愛犬ルーシーと共に新しい生活を始めるため、仕事を求めてアラスカへと向かっている。しかし、途中オレゴンのスモールタウンで車が故障。さらに警察に連行されてしまい、ルーシーは行方不明に……。
ライカート自身「これは私の物語でもある」と語る、世界の悲惨と個人の尊厳を描き切った代表作。


『ミークス・カットオフ』
監督・編集:ケリー・ライカート
出演:ミシェル・ウィリアムズ、ブルース・グリーンウッド、ウィル・パットン、ゾーイ・カザン、ポール・ダノ
2010年/アメリカ/スタンダード/カラー/103分 字幕翻訳:高橋文子
© 2010 by Thunderegg,LLC.

アメリカのアイデンティティの根源たる西部開拓神話が、ライカートのオルタナティブな視点とスタイルによって見事に解体された歴史的一作。1845年のオレゴン。広大な砂漠を西部へと向かう白人の三家族は、近道を知っているというミークを雇うが、長い1日が何度繰り返されど、目的地に近づく様子はない。道に迷った彼らを襲うのは飢えと互いへの不信感だった……。
実在の人物と史実をベースに、当時の女性たちが密かに綴った日記を丹念に読み込み、現代の寓話として生々しく再構築した意欲作。

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チケット販売期間外です

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2022/3/12(土) 10:00~

2022/4/22(金) 23:59

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チケット情報

このチケットは主催者が発行・販売します

10:30-11:50 リバー・オブ・グラス

1,500円

13:00-14:15 オールド・ジョイ

1,500円

14:45-16:10 ウェンディ&ルーシー

1,500円

16:40-18:30 ミークス・カットオフ

1,500円

一日券

5,000円

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