GACCOH哲学カフェ 第1回「触れる」 in京都
イベントは終了しました
GACCOH哲学カフェ
「哲学カフェ」は、その場に集まった人々が一つのテーマについて話し合う、対話型ワークショップです。
今回のテーマは「触れる」。
この言葉は不思議な奥行をもっています。「触れる」ということは、さしあたりは、自分の身体が何かに接触することを意味するように思えます。しかし、それがすべてではありません。
たとえば、「伝統に触れる」という表現があります。ここで「触れる」は何かを知る働きを指しているように思えます。しかし、そうだとしたら、単に「知る」ことと「触れる」こととはどう違うのでしょう。例えば、「伝統を知る」と「伝統に触れる」との間にはどのような違いがあるのでしょう。
また、人間に対して「触れる」ことは何か特別な意味をもっているように思えます。一方で、好きな人に「触れる」ことや、「触れられる」ことは嬉しいことかも知れません。もちろん身体的な接触を伴わないこともあります。たとえば、実際には会話をしているだけでも、それを「触れ合い」と呼ぶこともできます。
他方で、「触れる」にはネガティブな側面もあります。汚物など、見ることができても「触れる」ことはできないものもあります。また、痴漢は「触れる」ことが人を不快にさせる現象の典型です。ある時には「触れる」ことは人に過剰な恐怖感や違和感を与えるのかも知れません。
また、「触れる」ことは人の感情とも関係がありそうです。「逆鱗に触れる」や「琴線に触れる」といった表現には、「触れる」ことがもつそうした情動的なニュアンスが込められています。
では、こうした多様な意味とニュアンスをもつ「触れる」ということの本質は、一体何なのでしょうか。それは私たちの生活にとって何を意味し、どのような価値をもっているのでしょうか。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
コメント
チケット情報
このチケットは主催者が発行・販売します
GACCOH哲学カフェ 第1回「触れる」
販売条件
・イベント予約完了後のチケット代はご返金いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
お支払い方法
チケットの取出し方法
お問い合わせ先
- メールアドレス
このイベントを見ている人にオススメ
読み込み中