出雲と風の谷─神話的想像力をめぐって in東京
イベントは終了しました
出雲と風の谷─神話的想像力をめぐって
2020/2/11(火) 14:00~2020/2/11(火) 16:30
イベント受付開始時間 2020/2/11(火) 13:30~
講演・公開対談
出雲と風の谷─神話的想像力をめぐって
『出雲神話論』『ナウシカ考』出版記念
三浦佑之(国文学者/千葉大学名誉教授)× 赤坂憲雄(民俗学者/学習院大学教授)
古代と近代、権力の所在が激変し、ヤマトや天皇制をめぐる物語があらたに創出される。その過程において、つねに「問題」として存在した出雲を古事記はいかに語ったのか。一方、人と自然のあるべき姿を「未来の年代記」という形で描いた宮崎駿は、近代の行き詰まりと崩壊をどう見据えているのか。相前後して『出雲神話論』(講談社)、『ナウシカ考』(岩波書店)をそれぞれ世に問うた、国文学と民俗学の第一人者が「建国記念日」という特異点で、千年の時空を超えた神話的想像力について語り合う。
===日時===
2020年2月11日(火祝)
14:00〜16:00 講演・トークショー
16:00〜16:30 サイン会
===場所===
東京国立博物館 平成館大講堂
===参加費===
無料
===登壇者プロフィール===
三浦佑之(みうら・すけゆき)
1946年、三重県生まれ。成城大学文芸学部卒業。共立女子短期大学教授、千葉大学教授、立正大学教授などを歴任。千葉大学名誉教授。2002年に『口語訳古事記 完全版』(文藝春秋)を刊行、ベストセラーとなる。2003年、同書で第1回角川財団学芸賞を受賞。『古事記』研究の第一人者にして、通説にとらわれない斬新な論を展開しつづけている。『古事記神話入門』(文春文庫)、『古事記を読みなおす』(ちくま新書)、『風土記の世界』(岩波新書)など著書多数。
赤坂憲雄(あかさか・のりお)
1953年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。学習院大学教授。福島県立博物館館長。東北芸術工科大学教授として東北文化研究センターを設立し、『東北学』を創刊。2007年『岡本太郎の見た日本』(岩波書店)でドゥマゴ文学賞受賞、同書で芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞。『異人論序説』『排除の現象学』(ちくま学芸文庫)、『境界の発生』『東北学/忘れられた東北』(講談社学術文庫)、『東西/南北考』(岩波新書)『性食考』(岩波書店)など著書多数。
※会場について※
・東京国立博物館「西門」よりご入館ください。
・特別展「出雲と大和」展からの入場はできません。
・講演中は飲食不可とさせていただきます。
・録音・撮影は不可とさせていただきます。
販売条件
東京国立博物館「西門」よりご入館ください。
チケットの取出し方法
お問い合わせ先
- 電話番号
-
10:00〜17:00 (土日祝を除く)
このイベントを見ている人にオススメ
読み込み中