今福龍太×多木陽介「監獄からの自由──ソローとベケット」 in東京

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今福龍太×多木陽介「監獄からの自由──ソローとベケット」

『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』『(不)可視の監獄 サミュエル・ベケットの芸術と歴史』刊行記念

2016/10/22(土) 15:00~2016/10/22(土) 17:00

イベント受付開始時間 2016/10/22(土) 14:30~

本屋B&B

  • 今福龍太×多木陽介「監獄からの自由──ソローとベケット」 イベント画像1

  • 今福龍太×多木陽介「監獄からの自由──ソローとベケット」 イベント画像2

2016/10/4 16:00 追加

※多木陽介さんはヴィデオ映像にてご参加いただきます。


監獄は人間の自由を拘束する装置だと思われています。権力に対して自由を主張した人間が監獄に入れられる例は歴史において数限りなくありました。そのとき、監獄は、むしろ自由を標榜するための拠点となりました。逆説的にも、監獄において自由というものの真の意味が示されたのです。翻って、監獄だけでなくテクノロジーや情報による支配・拘束システムを生みだしたいまの社会こそ、監獄そのものではないでしょうか。私たちは、知らぬ間に社会という檻のなかに閉じこめられ、そのなかで幻影の自由という餌を与えられているだけかもしれないのです。

 ヘンリー・ソローとサミュエル・ベケット。ソローは19世紀の東部アメリカ人、ベケットはアイルランドーパリと流れた20世紀ヨーロッパの亡命者。まったく違う二人ですが、どちらも社会における「監獄」という制度と比喩に、人間の自由の束縛と、そこからの解放のイメージを同時に鋭く見通した、不思議な精神的連帯を感じさせる二人です。

 今福龍太の新著『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(みすず書房)、そして多木陽介の渾身のベケット論『〈不〉可視の監獄 サミュエル・ベケットの芸術と歴史』(水声社)。この二著の刊行を記念して、ソローとベケットにおける「監獄」について徹底的に考え、技術文明の包囲のなかで甦るべき野生の精神をめぐって今福龍太が語ります。ローマ在住の多木陽介は、今回のために制作したヴィデオ映像によってこれに応答の声を送ります。

 私たちはいま、権力の包囲のなかで、どのように自分自身の歴史を書き、自分自身の自由を歌うことができるのでしょうか? 2時間たっぷりの言葉と映像の饗宴をお楽しみください。




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2016/9/16(金) 18:00~

2016/10/22(土) 13:00

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