山口智美×早川タダノリ「イタい〈日本スゴイ〉、妄想の〈歴史戦〉」 in東京
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テレビ番組では「日本人のここがスゴイ」が毎日のように取り上げられ、自民族の優越性を称揚するために「日本人の誇り」をドヤ顔で連呼する政治家も増えてきました。その一方で、ネットや街頭では中国や韓国へのヘイトスピーチが後を絶ちません。両者は裏表の関係にあるようです。
6月新刊の『「日本スゴイ」のディストピア』で早川タダノリさんは、80年前の戦前・戦中に出版された「日本・自民族礼賛本」を検証して、日本スゴイのルーツをあぶり出しました。本書で描かれる戦中の「自画自賛」は、まるで現代日本の言説状況を見るかのような内容です。
そこで、歴史からいまを考えるために、自画自賛と表裏にある他国への憎悪を研究した『海を渡る「慰安婦」問題』(岩波書店)の著者のお一人・山口智美さんをお呼びして、「日本スゴイ」というメンタリティーとその表裏にある他国への憎悪の正体をお二人に議論していただきます。
【出演者プロフィール】
・山口智美(やまぐち・ともみ)
モンタナ州立大学准教授。専攻は文化人類学、フェミニズム。共著に『海を渡る「慰安婦」問題』(岩波書店)、『社会運動の戸惑い』(勁草書房)など
・早川タダノリ(はやかわ・ただのり)
編集者。20世紀の各種プロパガンダ資料を蒐集。著書に『「愛国」の技法』(青弓社)、『神国日本のトンデモ決戦生活』『原発ユートピア日本』(合同出版)など
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