第3回ESIBLA教育フォーラム
イベントは終了しました
ESIBLA教育フォーラムは、変化し続ける学校現場へ新しい「教え」と「学び」を創造することを目指す、教育関係者向け実践型セミナーです。
第3回の開催テーマは「With / After コロナ時代の探究学習」です。新型コロナウイルス感染症の流行により、私たちの社会様式に大きな変化がもたらされました。それに伴い、学校現場もオンライン授業など従来とは異なる対応が突如として求められ、実践を迫られることになっています。With/Afterコロナ時代において、新しい授業形態によってどのように探究学習を実践していくのか、それぞれの実践などご紹介します。フォーラムでは、探究学習の理論を学び、実際にオンラインセッションを体感することによって新しい授業形態による探究学習を学んでいただけます。
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2020年8月22日(土)
※応募締め切り - 8月21日(金)23時59分まで
開場 - 13:00
開始 - 13:30
終了 - 16:30
実施概要
※クリックすると、イベント概要をまとめたpdfファイルへ飛びます
入場チケット種類
・前売り券:500円
場所
Microsoft Teamsを用いたオンライン開催
プログラム
基調講演のほか、ワークショップ型メインのセッションを実施!
プログラムは下記へ順次公開していきます!
<基調講演>
本間 正人 先生
(京都芸術大学教授・副学長)
テーマ:With/After コロナ時代の探究学習の本質
「教育学」を超える「学習学」の提唱者であり、「楽しくて、即、役に立つ」参加型研修の講師としてアクティブラーニングを25年以上実践し、「研修講師塾」を主宰する。京都芸術大学教授・副学長、NPO学習塾協会代表理事、NPOハロードリーム実行委員会理事。
コーチングやポジティブ組織開発、ほめ言葉などの著書77冊。
<セッション>
・大山 力也 先生(鳥取城北高等学校 社会科 総合研究主任 地域デザイン部顧問)
"学校・地域・空間を越えた探究~「先が見えない」「答えが分からない」から共に学ぶ~"
鳥取城北高校は野球や相撲で全国に名を馳せる学校ですが、総合学習においては商店街フィールドワーク、地域連携講座、国際NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンとの全国初の年間連携講座、中小企業庁&角川アスキー総合研究所との起業家育成プログラムなど学外機関と連携した講座を実施しています。放課後の時間においては鳥取県初の3×3プロバスケチームBlue Birdsやチームラボ★学ぶ未来の遊園地等への高校生インターンシップ実施、地元IT企業Axis&鳥取大学らと連携した放課後プログラミング講座、地域イベント等への生徒の積極的な参加促進などを行っています。コロナ下において、このような活動の数々がどのように変化してきているのか、あるいはこれから行う取り組みがどのような工夫やスタンスのもとに進められているのかなどをご紹介しつつ、その中で見えてきた課題やチャンスを整理してシェアします。
・松永 和也 先生(桐蔭中学高等学校 三省堂検定教科書編集協力委員)
"探究を「自分ごと化」する6つの問いかけ"
みなさん、そしてみなさんの生徒さんは以下の質問に答えられますか?
そもそも探究って何をするの?
なぜ 探究は必要なの?
️どうなったら探究は成功したと言えるの?
どうやってオンラインで探究するの?
️やりたいことが見つからない、どうすればいい?
️あなたの探究を誰に伝えたい?
学習指導要領が改訂されるから、隣の学校が始めたから、そう言った「他人ごと」の動機から一歩踏み込んで探究を「自分ごと化」する6つの問いかけ。みなさんの声(チャットの書き込み)を手がかりに、一緒に考えてみませんか?
・山本 崇雄 先生(新渡戸文化小中高等学校)
"自律型学習者を育てるクロスカリキュラムとオンラインの可能性"
新渡戸文化中学校ではハピネスブリッジという未来の社会を共にハッピーに創っていく外部の大人との対話授業を5回目実施しこれまで延200名以上の大人にご参加いただきました。5回目には、子どもたちがスタートした「自分の好きなものを深掘りする探究学習」の発表会を行いました。生徒たちは、「昆虫」「料理」「ダンス」「哲学対話」など自分の興味のある題材を自分たちなりに学びを深めています。1人5分の持ち時間で、 ブレークアウトルームの少人数で、先生以外の大人に学びの成果を伝え対話することで、新たな発見につながっています。オンラインだからこそ、多くの大人が授業に参加することができます。対面ではできない、オンラインだからこその取り組みを紹介いたします。
・難波 俊樹 先生(東京女子学園中学校高等学校)
"真の新しい学びを実現するために~学びのOSの再インストール~"
中高の現場では、PBL、総合学習、探究など、様々な活動が行われています。
しかし、学習の形式は変化しても、学習者の発想や、アウトプットの質、基本的な学習技能はあまり変わっていないケースも多くみられます。私たちはこれまでの教育活動を通じて様々な実践を通じて学習者の発想や学習技能を新しいものにする取り組みを行って参りました。特に、これまでの取り組みで各教科に埋め込まれてきた、新しい学びに必要な見方や考え方、コンピテンシーを教科から解き放して、汎用的な見方・考え方、コンピテンシーとして学習させる必要があると考え、「学びのOS」と名付けた取り組みを行っています。今回の発表では、その実践と、背景について皆様と共有したいと考えています。
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