【新潮講座】 絶滅の生物学 ──「絶滅」から読み解く生物史と生物多様性 in東京
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2018年4~6月期に続き、当期〔7~9月期〕も、生物史や生物多様性を、そして人類の現在と未来を、「絶滅」から読み解きます(4~6月期の講座を受講していなくても問題ありません)。
38億年の間に地球上にはおびただしい数の生物種や高次分類群が出現しましたが、それらの99パーセントはすでに絶滅しています。また、現在も、多くの野生の動植物が絶滅の危機に瀕しているとされていて、それらは人間が環境を好適に保ったり、捕獲を制限したりすれば、絶滅を回避できるかのようにいわれていますが、過去の歴史を振り返れば、ほんの僅かな種が新しい種の母種になる以外は、すべての種はいずれ絶滅を免れないのは明らかです。生物史は「絶滅」の歴史である、ともいえるでしょう──。
この講座では、多細胞生物が約6億年前に出現して以来6回起きている「大量絶滅」の原因やプロセスから、個体数こそ多いけれども種としてはもはや絶滅寸前(?)の現生人類の近未来像に至るまでを、明快に解説します。「絶滅」を知れば、生物多様性のありようや生命の本質が見えてきます。
池田清彦(いけだ・きよひこ) 1947年、東京都生れ。東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得満期退学。理学博士。生物学者。早稲田大学国際教養学部教授を2018年春に退任。著書に『構造主義生物学とは何か』『構造主義科学論の冒険』『昆虫のパンセ』『だましだまし人生を生きよう』『新しい生物学の教科書』『他人と深く関わらずに生きるには』『生物にとって時間とは何か』『環境問題のウソ』『38億年 生物進化の旅』『「進化論」を書き換える』『この世はウソでできている』『生きているとはどういうことか』『世間のカラクリ』『ナマケモノはなぜ「怠け者」なのか』等がある。フジテレビ「ホンマでっか!?TV」出演中。
【日時】
2018年 7月30日(月)、8月20日(月)、9月10日(月)
18:30~20:00 全三回
(教室開場は30分前です)
【受講料】
9,720円(税込 3,240円×3回分)
【講座の内容】(予定。順不同)
・多細胞生物が約6億年前に出現して以来、6回起きた大量絶滅
・環境の激変による大量絶滅
・他の多くの生物種が繁栄しているなかでの特定の種の絶滅
・絶滅と生残を分けるのは偶然か必然か
・種や系統には「寿命」がある?
・大量絶滅の後、生き残った一部の生物から、なぜ爆発的な多様化が生じるのか
・人類の「進化」と「絶滅」について
etc.
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チケット情報
このチケットは主催者が発行・販売します
「絶滅の生物学」2018年9月10日(月)の回のみの受講 受講料:一回分3,240円(税込)
[販売期間] 8/20(月) 18:30~9/10(月) 18:30
「絶滅の生物学」7~9月期2回目からの途中受講 8/20(月)、9/10(月) 受講料:3,240円(税込)×2回分
[販売期間] 7/30(月) 18:30~8/20(月) 18:30
「絶滅の生物学」 2018年 7/30(月)、8/20(月)、9/10(月) 受講料:3,240円(税込)×3回分
[販売期間] 5/15(火) 10:00~7/30(月) 18:30
販売条件
電話お申込みの方は
03-3266-5776(平日の10時~18時)にご連絡ください。
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