「冒険クラブに必要なのは、”ありえないことを信じる”ってことさ」
船に乗り合わせた少年少女たちの中で、たけるだけは、誰も知らない島の存在を確信していた。少年少女たちは、たけるが信じた「不思議の島」にたどりついた。
過去に訪れた人間はいたようだが、人間界には知られていない。たけると一緒に不思議の島にたどり着いた少年けんは、その不思議の島で、心を閉ざした。次第に島の住人たちも元気を失っていく。
そんなこととは関係なしに、いつも陽気なマジョ。
次第に元気になるカフェのオーナー。
いったい島では、何が起きているのか?
数々の不思議な体験のむこう側に見つけるものは?
登場人物のどこかに自分がいる。
どんな自分だって、足の向く方へ。答えのありかはたったひとつ。
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2015年の公演を終えて3ヶ月後からこどもたちと作戦会議をはじめました。
アイデアを考えては、少人数のグループで相談し、パフォーマンスとして見せるという難易度の高いことを、ものすごいスピードで繰り返すワークショップを繰り返していたとき。「カナダ人の少年が3年がかりで、マヤ文明の都市と星座の位置の関係性を突きとめ、古代遺跡を発見した」というニュースがネット中を駆け巡りました。この事実が本当かどうかについては、様々な見解があり、世紀の大発見になるかどうかはまだ分かりません。ただ、3年もの月日を1人で黙々と研究し、専門機関に協力を得て、ここまで世界を驚かすエピソードになったこのニュースに、大きな勇気をもらいました。
これから、49%もの職業が入れ替わると言われる時代に社会人になるこどもたち。創造性が重要だというけれど、それってどういうことなの?こどもたちにそんな意識はありません。それでいいと思います。「将来に備えて」そんなことの前に、まず自分の内側が楽しい!充実すること。内側から思いがあふれてくること、それを受け止めてくれる場所があること。
心がワクワクすることから、そしてどうしようもなく悔しかったり上手くいかなかったりすることから。いっぱいいっぱい産まれるんです。この少年が、くじけそうになっても、ワクワクしていたように。
リトル・ミュージカルのこどもたちのやる気は、ゼロの数が見えないほど、無限大に大きくなりました。誰かの問題を解決する、課題を解決するため、そして人生に成功するための「創造力」も大切でしょう。
でもその前に。
自分を喜ばせるために「創造性」を多いに使ってほしい。心が充実してはじめて、自分らしさを活かすだけの我慢強さもメンタリティも覚えられるのです。自分に向き合えること。語り合う仲間や大人がいること。やってみたいことや自分らしさや、壁になっている何かをあぶりだし、本来の自分に出会う喜びのために、効率とは真反対なことに挑戦しています。
リトル・ミュージカルは、「創る・歌う・踊る・遠じるをこどもがせんぶやる!劇団」です。
今年は、台詞や芝居だけでなく、歌もダンスもこどもたちと一緒に創りました。
練習室の外でも、いっぱい話をして、時間を過ごして。
こどもたち自身がいっぱいつまった、リアルとファンタジーの交錯。
ぜひ、お楽しみください。
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