高野秀行×枝元なほみ「納豆ナイト 海の向こうに見つけたナットウ」 in東京
イベントは終了しました
高野秀行×枝元なほみ「納豆ナイト 海の向こうに見つけたナットウ」
『謎のアジア納豆 そして帰ってきた<日本納豆>』(高野秀行著)刊行記念
2016/5/11(水) 19:00~2016/5/11(水) 20:30
イベント受付開始時間 2016/5/11(水) 18:30~
2016/5/6 18:43 追加
★タイと日本の納豆を試食していただけることになりました!!★
2016/4/12 16:26 追加
納豆は日本の伝統食にして、ソウルフード。外国人にはなかなかそのおいしさが理解されない、日本固有の食文化。
と、ほとんどの日本人が思っているけれど、それって本当……??
そんな疑問を解決すべく立ち上がったのが、ノンフィクション作家の高野秀行さん。独特な臭いを求めて、アジア大陸に分け入ったその先には−−。
ミャンマーでは水戸顔負けのナットウ村を発見。煮て焼いて炒めて調味料として、あらゆる料理に納豆を駆使する食文化と出会い、日本人の「納豆選民意識」は早くも打ち砕かれます。ネパールでは、ブータン難民が国をまたいで伝えた納豆のカレーをすすり、中国では納豆と味噌の境界について思いを馳せ……。そして、改めて「納豆」とはなになのか、日本の納豆文化を問い直す旅に出ます。
この旅の記録をまとめた、壮大で愉快で臭くて旨いルポルタージュ『謎のアジア納豆 そして帰ってきた<日本納豆>』の刊行を記念して、トークイベントを開催します。
お相手は、数々の納豆料理を送り出し、世の中のオカアチャンたちから絶大な支持を集める料理家、枝元なほみさん。高野さんが蒐集した「アジア納豆」にも興味津々で、本書では、高野さんが豆を茹でるところから自作し、枝元さんが揚げた「せんべい納豆」の写真も掲載されています。
古今東西の納豆について語りつくすねばっこい一夜。納豆好きもいまいちという人も、ふるってご参加ください。
写真左/ナガ山地(ミャンマー)で作られていた1ヶ月熟成の「古納豆」。写真右/ミャンマー、カチン地方の納豆はよく糸をひく。玉ねぎ、油、生姜、唐辛子を混ぜた和えもの。
*終演後、高野秀行さんと枝元なほみさんのサイン会を行います。お時間の都合上、サインは1著者につき1冊までとさせていただきますので、ご了承ください。
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プロフィール
高野秀行(たかの・ひでゆき)
ノンフィクション作家。1966(昭和41)年、東京都八王子市生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒。1989(平成元)年、同大探検部の活動を記した『幻獣ムベンべを追え』でデビュー。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それをおもしろおかしく書く」をモットーとする。2006年『ワセダ三畳青春記』で第1回酒飲み書店員大賞を受賞。2013年『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』で 第35回講談社ノンフィクション賞、第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。その他の著書に『アヘン王国潜入記』『西南シルクロードは密林に消える』『イスラム飲酒紀行』『未来国家ブータン』『移民の宴』『恋するソマリア』などがある。
枝元なほみ(えだもと・なほみ)
横浜生まれ。明治大学卒業後、「転形劇場」劇団員として国内外の公演に参加する傍ら、無国籍レストラン「カルマ」でシェフとして約7年間働く。1987年に料理家としてデビュー後は、自由な発想で生み出されるおいしい料理と、気さくな人柄が人気となり、テレビ、雑誌などで活躍。また、社団法人チームむかごを設立して農業生産者をサポートする活動も行う。『毎日、野菜いっぱい! 枝元なほみのぜんぶおかずサラダ』、『食べるスープレシピ』『今日もフツーにごはんを食べる』など著書多数。
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