宮沢章夫『NHKニッポン戦後サブカルチャー史 深掘り進化論』(NHK出版)刊行記念 in東京
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4月27日刊行の、『NHKニッポン戦後サブカルチャー史 深掘り進化論』。NHK Eテレ、人気シリーズ番組「ニッポン戦後サブカルチャー史」の出版化第2弾です。今回は、メイン講師の宮沢章夫さんに加え、大森望さん、泉麻人さん、輪島裕介さん、都築響一さん、さやわかさんほか豪華執筆陣による、6つのサブカルチャー論(+宮沢さんによる序論)を収載。宮沢さんが担当した、最終章(第6章)「ストリート・カルチャー―他者と出会うために」では、寺山修司の仕事、90年代の「電脳空間(サイバースペース)」、そして2015年から翌年にかけて活動したSEALDsなど戦後ニッポンのストリートに出現した「もの・こと・ひと」をたどります。本イベントは、この第6章の補講と題して、書籍の限られた紙幅のなかでは、あまり触れることができなかった「ストリート・ミュージック」について、宮沢さんが解説していきます。あのとき、ストリートではどんな音楽が鳴っていたのか。さあ、宮沢さんと一緒に耳を澄ませましょう。
【出演者プロフィール】
宮沢章夫(みやざわ・あきお)
劇作家・演出家・作家。早稲田大学教授。1956年12月9日生まれ。80年代半ば、竹中直人、いとうせいこうらとともに、「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を開始。その作・演出をすべて手がける。90年、作品ごとに俳優を集めて上演するスタイルの「遊園地再生事業団」の活動を開始し、『ヒネミ』(92年)で、第37回岸田國士戯曲賞受賞。主な著書に、『サーチエンジン・システムクラッシュ』(文藝春秋
芥川賞、三島賞候補)、『時間のかかる読書
横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず』(河出書房新社、2010年伊藤整賞受賞)、『東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版』(河出書房新社)、『NHK ニッポン戦後サブカルチャー史』(NHK出版)など。NHKラジオ「すっぴん! 」月曜パーソナリティー(2017年4月現在)。
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