福田衆一×大将伸介×藤代裕之「風と温泉 ~地方でも本だからできるコト」 in東京
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「地方」と「本」。どちらも衰退していると言われるこの組み合わせが、地域に新しいコトを呼び起こしています。中でも注目されている2つの本による取り組みを、今回B&Bではご紹介します。
ひとつは、地方出版文化功労賞を受賞した島根発の本『地域ではたらく「風の人」という新しい選択』。
もうひとつは、城崎温泉でしか手に入らない地域限定本を出した地元NPOによる出版レーベル「本と温泉」。
ゲストスピーカーは『風の人』の担当編集者福田衆一さん(ハーベスト出版)とNPO「本と温泉」理事長の大将伸介さん。
コーディネーターは法政大学社会学部准教授の藤代裕之さんです。
福田さんには、本を制作する上で、いかに著者の「思い」を本に落とし込み、より広く伝えるためにどのようなコトに取り組んだのか、大将さんには、「本と温泉」の取り組みをどのように仕掛けたのか、語っていただきます。
そして、取り組み始めてからの「まち」の変化についてもおたずねします。
「地域」と「本」だからできること。3人によるフリートークで、その可能性を探ります。本好きはもちろん、これからの地域づくりに関心のある方にも楽しめる内容です。
『地域ではたらく「風の人」という新しい選択』(ハーベスト出版)
島根を舞台に活躍する、8人の風の人を紹介している。クラウドファンディングで支援者を募り、「地域を思う人たち」と一緒に本を制作。風の人たちのつながりが、地域に新たなコトを生み続けています。
「本と温泉」(NPO法人 本と温泉)
城崎温泉旅館経営研究会が立ち上げた出版レーベル。城崎温泉街のお土産屋や旅館、外湯のみで販売する言わば「地産地読」を目指しています。流通を通さないことを逆手に、斬新な装丁も話題です。最新作は湊かなえ著「城崎へかえる」。
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