若島正×宮脇孝雄「ニューヨーカー誌とその作家たち」 in東京
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1925年にアメリカで創刊された文芸誌ニューヨーカー。ルポルタージュや批評から、小説、エッセイ、詩などまで、幅広く掲載する週刊誌で、掲載された記事や作品には、シャーリイ・ジャクソン「くじ」のように、歴史的名作として名を残すものが多くあります。
1969年には、日本でニューヨーカー誌から傑作を選りすぐったアンソロジー『ニューヨーカー短篇集』が常盤新平さんの手によって編まれました。名作揃いの内容は、伝説的アンソロジーとして今なお高く評価されています。
このたび8月24日発売の『ベスト・ストーリーズIII カボチャ頭』で完結となったアンソロジー『ベスト・ストーリーズ』全三巻は、名アンソロジスト・若島正さんによる、『ニューヨーカー短篇集』をアップデートしようとする試みです。
今回B&Bでは、『ベスト・ストーリーズ』全三巻の刊行を記念し、若島正さんと、ゲストとして翻訳家・エッセイストの宮脇孝雄さんをお迎えし、ニューヨーカー誌とその作家たちについてのトークイベントを開催します。
若島正(わかしま・ただし)
京都大学教授。著書に『乱視読者の英米短篇講義』(研究社)、『乱視読者のSF講義』(国書刊行会)、訳書にジョン・モーティマー『告発者』(ハヤカワ・ミステリ)、ウラジーミル・ナボコフ『記憶よ、語れ』(作品社)、編書に『異色作家短篇集19 狼の一族』(早川書房)、ジョン・アップダイク『アップダイクと私』(河出書房新社)などがある。
宮脇孝雄(みやわき・たかお)
翻訳家、エッセイスト。著書に『煮たり焼いたり炒めたり』(ハヤカワ文庫)、『翻訳の基本』、『英和翻訳基本辞典』(いずれも研究社)、訳書にジョン・ダニング『死の蔵書』『失われし書庫』(いずれもハヤカワ文庫)などがある。
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