石井光太×杉山春「「虐待」する親は特別か。〜杉山春さんに石井光太と『新潮45』が聞く」 in東京
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2017/1/13 14:33 追加
イベント説明本文に一部記載ミスがありました。
×『移民還流』 『移民環流』
2017/1/6 15:11 追加
石井光太さんの『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』は『新潮45』で連載、単行本として新潮社より好評発売中です。
次男をウサギ用ケージに監禁、窒息死させ、次女は首輪で拘束した夫婦。電気も水も止まった一室で餓死させた父親。奔放な性生活の末に嬰児2人の命を奪い、遺体を屋根裏へと隠す母親。
子供を殺す親たちのいずれもが「愛していたのに殺した」と言います。この親たちについて、3代前まで生育歴をさかのぼり、家庭という密室で殺される子供達を追ったノンフィクション作品です。
平成26年度、相談件数は過去最多の88931件、亡くなった人数は69人です。また、「児童虐待」は、とひと言でいっても、ネグレクト、身体的虐待、精神的虐待、性的虐待、ほかに嬰児殺しも含まれ……といくつもの側面があります。
そこで今回は、『ネグレクト 育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだのか』『ルポ 虐待 大阪二児置き去り死事件』などの著書がある、ノンフィクション作家の杉山春さんに、石井光太さんが現状をうかがいつつ、取り上げた事件のその後を語り合います。
プロフィール
杉山春
雑誌記者を経て、ルポライター。子どもの虐待や育児放棄などのテーマを追い続け、「ネグレクト 育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだか」(小学館)で第11回小学館ノンフィクション大賞を受賞。さらに2012年に大阪で二人の子どもが餓死させられた事件を取り上げ、表面的なマスコミ報道ではうかがい知れない掘り下げ方で『ルポ虐待――大阪二児置き去り死事件』(ちくま新書)を書き上げ、子どもの虐待問題の根底にあるものをあぶりだした。他に『移民還流』『満州女塾』など。
石井光太
1977(昭和52)年、東京生まれ。国内外を舞台にしたノンフィクションを中心に、児童書、小説など幅広く執筆活動を行っている。主な著書に『物乞う仏陀』『神の棄てた裸体』『絶対貧困』『レンタルチャイルド』『地を這う祈り』『遺体』『浮浪児1945─』『鬼畜の家 わが子を殺す親たち』、児童書に『ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。』『幸せとまずしさの教室』『きみが世界を変えるなら(シリーズ)』、小説に『蛍の森』、その他、責任編集『ノンフィクション新世紀』などがある。
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