2023年から始まった新しいワークショップ[IT社会の英語ニュースについて議論する]第22回開催のお知らせです。今回は書籍 [VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門]のなかの [Topic 11: IT社会の安全を脅かすサイバー攻撃: 不正アクセス・コンピューターウイルス]という話題を取り上げます。利用する教材は書籍の中のVOAの記事[Financial Watchdog Says Home-Based Work Fuels Cyberattacks ](p.154-157, webでも閲覧可)です。詳細は以下のセクションでご確認ください。
ワークショップ第22回「在宅勤務でサイバー攻撃が急増」のご案内
今回のワークショップは、VOAの記事「金融監督機関が警告、在宅勤務でサイバー攻撃が急増」について議論します。 先日、日本でも圧倒的に利用者が多いLINEのデータ漏洩が発表されました。システムの一部を共有している韓国のIT企業「ネイバー」がサイバー攻撃を受けたことから、LINEの情報も不正にアクセスされたとの報道です。
LINEの利用者情報など約44万件 不正アクセスで流出か | NHK
このデータ漏洩を受けて、LINEヤフーが社債発行を中止するなと、影響が広がっています。
LINEヤフーが社債発行を中止、ユーザー情報など漏洩でhttps://shikiho.toyokeizai.net/news/0/717872
一方、メディアでは、連日のように多くのユーザーを惹きつけている大手企業のデータが流出した、との報道がされており、なかば諦めの境地で事態を見守っている消費者も多いのでないかと思います。そして、近年のサイバー攻撃の増加は、コロナをきっかけとした在宅勤務の増加と無縁ではない、との報告書が発表されています。
もはや、我々の生活の一部となった在宅勤務ですが、これをきっかけとして企業や労働者は新たな対応を求められそうです。サイバー攻撃のリスクについて、あなたはどう思いますか?VOAの記事はウェブで読めますので、初めての方も是非、ご参加ください。ワークショップの内容は以下のとおりです。
日時: 2023年 12月5日(火)20時~21時30分
場所: オンライン
定員: 参加者は10名程度まで(但し、見学者は含まない)
費用: 見学のみ: 500円、初回参加者:800円(オンラインのみ)~
教材は以下のHPでご確認ください。「ITと社会」の各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン/有料ニュースレター会員に送付します。
[教材]
Financial Watchdog Says Home-Based Work Fuels Cyberattacks
チケットはこのYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。
また銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。
ワークショップ 「IT社会の英語ニュースについて議論する」
2023年3月半ばから「IT社会の英語ニュースについて議論する」を始めます。デジタル社会の急速な進展を受けて、労働者全員が世界のIT開発の動向とそれが社会や企業活動に与えるインパクトについて知るべき時代となりました。パンデミックからポスト・コロナの世界では、以前にもまして、デジタル技術の方向性をいち早く知り、それを使ったイノベーションを世界の人々と共有する時代になりました。いくら翻訳ソフトが進化したとはいえ、日本語だけでは、情報収集にも限界があります。また、世界共通語となった英語を自在に使えるようにならなければ、変化の激しいビジネスの世界で、今後の個人及び企業の成長は望めません。
このワークショップは世界のデジタル・サービスの現状及びそれが社会に及ぼす影響を英語で理解し、それらに関する意見を自分で発信することにより、英語力とコミュニュケーション・スキルの増強を同時に図る、という画期的なプログラムです。コロナ期間の3年間、オンラインでワークショップを開催してきましたが、ワークショップの参加者の満足度は高く、変わりゆく世界の最新英語ニュースをいち早く理解するとともに、自分の意見を英語で伝える楽しさにも目覚めた、と言います。「IT社会の英語ニュースについて議論する」も参加者に新しい力と自信を与えるものになる内容である、と確信しています。
「VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門」の英語は難解ではありません。しかし、関連する社会問題を理解していないと発言できないテーマばかりです。今後の予定としては月2-3回(対面でのSDG英語ニュースも別途開催予定)、エッセイをグループで議論し、これらにITに関わる社会問題を英語で自分でも発信できるようにすることが目標です。ワークショップはグローバル・アジェンダが開発したフォーマットを利用します。 「IT社会の英語ニュースについて議論する」はIT社会の17のテーマ全てについてVoice of America (VOA)の記事を利用し、英語で議論します。詳細は以下のマガジンでご確認ください。
VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門
以下、出版社のサイトからの抜粋です。 IT社会の「今」を英語で知るための入門書。VOAニュース29本を厳選!
こんな方に最適
- 高校レベル以上の英語を学んでおり、もう少し広いテーマを用いて英語を学びたい方
- ITを用いたサービスやIT企業の動きなどについて、英語で情報(特にニュース記事)を集めたい方
- IT関連ニュースに興味があり、できればそれをテーマに英語を学んでみたい方
【本書の構成】Part 1「コロナとIT」[Topic 1] リモートワークとオンライン授業
[Topic 2] ITと文化(1) コロナ禍で進む文化のオンライン化
[Topic 3] IT社会を支える基盤: グローバルサプライチェーン
[Topic 4] ITを活用したコロナウイルスへの対抗
Part2 「ITがもたらす社会の変化」[Topic 5] 新しいビジネスを拓くテクノロジー: 5Gと人工知能
[Topic 6] テクノロジーがもたらす仕事の未来: ロボットと自動化
[Topic 7] 「拡張された現実感」: 視覚インターフェースの未来
[Topic 8] ブロックチェーン: 新しい「所有」の形
[Topic 9] ITと文化(2) デジタルゲームとSNS
[Topic 10] 広がるIT活躍の場: 教育現場とヘルスケア
Part 3「ITとトラブル」[Topic 11] IT社会の安全を脅かすサイバー攻撃: 不正アクセス・コンピューターウイルス
[Topic 12] 用心するべきネットの情報: ねつ造と「不適切なコンテンツ」
[Topic 13] プライバシーと個人情報: インターネット利用者の権利
[Topic 14] デジタル機器の健康問題
Part4 「ITを巡る世界の動静」[Topic 15] デジタル超大国、中国の現在
[Topic 16] IT国際情勢: サイバー戦争、情報統制
[Topic 17] グローバルIT企業の功罪と法規制
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- 販売主
グローバル・アジェンダ
- 責任者
代表: 柴田 邦子 (Kuniko Shibata, PhD)
- 住所
〒650-0011 神戸市中央区下山手通2-13-3 建創ビル9F
関連URL
Global Agendaは神戸を拠点に、グローバル社会で必要とされる政策・市場調査、コンサルティング、R&D、教育研修に特化したサービスを展開しています。2017年より「朝英語の会梅田@KANDAI MeRISE~The Japan Times紙記事について議論する」を主宰。時事・社会問題、グローバル経営、教育等に関して積極的に発信しています。
開催場所
オンライン
チケット受付方法
なお、オンラインの授業/ワークショップはGoogle Meetを利用する予定です。お申し込み後にGmailでカレンダーの招待状を送付しますので、その中の「Google Meetの会議に参加をする」をクリックするだけで始められます。タブレット・携帯電話を利用する場合はアプリを事前にダウンロードしておく必要があります。