安田浩一×津田大介『学校では教えてくれない差別と排除の話』(皓星社)刊行記念 in東京
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沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、国による沖縄の排除の実態が顕在化している。新基地建設に反対する人々は、連日、抗議の声をあげている。そんななか、10月11日には東村高江の民間牧草地に米軍輸送ヘリCH53Eが墜落・炎上した。辺野古沿岸部の埋め立て承認を翁長雄志知事が取り消してから2年が経つ。しかし、知事の意向は最高裁によって反故にされ、沖縄防衛局は埋め立て工事を進めている。おもにネット上では、「百田発言」に見られるような、沖縄に対する偏見や差別、排除のまなざしは、いまだに後をたたない。なぜ沖縄は、国から、ネトウヨから、そして一般の人々から差別され、排除されるのか。新刊『学校では教えてくれない差別と排除の話』で沖縄の差別と排除について触れた安田浩一が、沖縄に詳しいジャーナリストの津田大介氏と、沖縄の現状とこれからを徹底討論!だれがどのように沖縄を差別し、だれがどのように沖縄を排除しているのか?
安田浩一(やすだ・こういち)
ジャーナリスト。1964年、静岡県生まれ。「週刊宝石」などを経てフリーライターに。外国人労働者問題などをテーマに取材活動を続け、「ネトウヨ」とされる在特会を取材した『ネットと愛国』(講談社)で2012年の講談社ノンフィクション賞を受賞。2015年、『ルポ 外国人「隷属」労働者』(「G2」vol.17)で第46回大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門受賞。著書に『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、『ヘイトスピーチ』(文春新書)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)など多数。
津田大介(つだ・だいすけ)
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。(有)ネオローグ代表取締役。「ポリタス」編集長。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。早稲田大学文学学術院教授。大阪経済大学情報社会学部客員教授。テレ朝チャンネル2「津田大介日本にプラス+」キャスター。J‐WAVE「JAM THE WORLD」ナビゲーター。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。
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