【オンライン講義】『成唯識論』を読む 第7回(講師:師茂樹)

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【オンライン講義】『成唯識論』を読む 第7回(講師:師茂樹)

2020/7/15(水) 18:00~2020/7/15(水) 20:00

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対面講義については、こちらをご覧ください。

概要

『成唯識論』(じょうゆいしきろん)は、唯識思想を大成したとされる世親(ヴァスバンドゥ)の『唯識三十頌』に対する注釈書を、三蔵法師・玄奘(602-664)が編集・翻訳したとされる文献です。冒頭(第1〜2巻)で我(アートマン)と法(ダルマ)の実在を主張する諸説を徹底的に批判したあと、唯識思想の大きな特徴である八識説、すなわちアーラヤ識(第2〜4巻)、マナ識(第4〜5巻)、六識(眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識)と煩悩などの心所法(第5〜7巻)について説明されます。続いて、あらゆるものが識を離れないこと(一切唯識)について説明され(第7〜8巻)、空思想の唯識思想的説明である三性・三無性説が説かれます(第8〜9巻)。そして最後の第10巻では、修行の階梯が明らかにされます。

東アジアにおける唯識思想はこの『成唯識論』の注釈・解釈を中心に発展しました。前近代の日本仏教において大きな勢力を持っていた興福寺が、根本聖典の一つとしていたことでも知られています。東アジア仏教、日本仏教を考える上で大変重要な文献です。

これほど重要なテキストでありながら、現在のところ『成唯識論』を手軽に読めるような状況ではありません。本講義は、『成唯識論』の通読を試みるものです(したがって、全何回になるかはわかりません)。あまり細かい議論を追いかけることはせず、最後までたどり着くことを目指します。

※ テキストは講師が用意します。

担当講師

講師:師 茂樹

参考文献

  • 佐伯定胤校『新導成唯識論』(法隆寺)
  • 岩田教圓編『仏教大系 成唯識論 会本』(中山書房仏書林)

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期間

2020/6/8(月) 21:00~

2020/7/15(水) 17:00

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【オンライン講義】】『成唯識論』を読む 第7回

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