令和２年度 研究開発評価シンポジウム～「全学的な研究開発の戦略立案及びマネジメント」～
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大学・独立行政法人等における研究活動は、研究者が個々に実施する研究だけでなく、部局を横断した研究チームや研究ユニットを構成して実施する研究や、常設あるいは時限の研究センターや研究所を設置して研究資源を集積することにより、研究拠点を形成して実施する研究などがあり、規模や進め方は多様となっています。
大学・独立行政法人等が組織として実施する研究マネジメントにおいては、それぞれの研究の進展・ポテンシャル・成果を把握するとともに、大学外の産業・地域など社会との関わりや関係性などを考慮することを通じて、新たな研究チームを編成したり研究組織を立ち上げることもあれば、既存チームや組織の改廃や縮小を行うなどの、新陳代謝を伴うダイナミックな組織の改編もあり得ます。
研究開発評価はこのような研究活動の組織化やスケールアップ、あるいは改編の場面において、具体的な現状の把握・分析を提供するものであり、その果たす意義や役割は重要であると考えます。
このため、本シンポジウムにおいては、機関全体の研究開発の戦略立案やマネジメントに取り組む大学・独立行政法人の取組事例を紹介していただき、その中でのモニタリング、分析、評価等の方法論や運用について、研究開発評価に携わる関係者がそれぞれの立場で考え、検討する機会を提供することを目的として開催いたします。
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