都甲幸治×温又柔「第2回「境界から響く声たち」読書会 シカゴの少女時代――サンドラ・シスネロスを温又柔さんと読む」 in東京
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20世紀が終わったのはもう二昔前のこと。でも面白い文学作品はたくさんありますよ。
本読書会では英語圏文学の中からいくつかを選んで、4
回にわたって語り合います。
第2回のお相手は温又柔さん。
今回は彼女が敬愛しているサンドラ・シスネロスの『マンゴー通り、ときどきさよなら』を一緒に読み解いていきます。
メキシコ系アメリカ人であるシスネロスは本書で、シカゴでの少女時代を瑞々しくて優しい、詩的な文章で綴っています。
くぼたのぞみさんの見事な訳文で知られるこの本が、なんとこのたび、白水Uブックスで復刊されることになりました。解説を書くのは温又柔さん!
中国語や台湾語をまじえた文章を「わたしのニホン語」と呼ぶ温さんは、英語で書かれていながらもそこかしこにスペイン語が織り込まれたシスネロス作品に大きな影響を受けたといいます。
さあ、マンゴー通りを舞台に響きあう魅力的な言葉をヒントに、日本語圏文学の新しくて楽しい可能性も一緒に探りませんか?
出演
都甲幸治
温又柔
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