小林秀雄と人生を読む夕べ【その9】学問のよろこび:「信ずることと知ること」 in東京
イベントは終了しました
小林秀雄と人生を読む夕べ【その9】学問のよろこび:「信ずることと知ること」
(第3回/全3回)
2018/12/20(木) 18:50~2018/12/20(木) 20:30
イベント受付開始時間 2018/12/20(木) 18:30~
日本の近代批評の創始者・確立者として大きな足跡を残した小林秀雄は、深い思索と気風(きっぷ)のよい文章で、人生の教師としても仰がれ慕われました。その小林秀雄の主要な作品を順次取り上げ、小林秀雄とともに人生を読み味わっていく集いです。
ご案内は、編集担当者として小林秀雄にじかに接していた新潮社の元編集者、池田雅延です。
前半50分は各回の対象作品について池田氏がお話しします。後半40分は出席者全員での茶話会とし、池田氏が質問にお答えしたりしながら小林秀雄をより身近に感じるひとときを過ごします。
講座「小林秀雄と人生を読む夕べ」、10月から始まったシリーズは<学問のよろこび>です。
12月20日開催の第3回は「信ずることと知ること」を取り上げます。本作品は、小林氏による若者たちへの講演が基になっています。昭和30年代のはじめから、夏に九州で国民文化研究会の主催による学生青年合宿教室がひらかれていました。小林氏はそこへ、都合5回にわたって出かけ、全国から集まった数百人の若者たちに語りかけました。そして、49年に鹿児島県霧島で行った講演をまとめたものが本作品になります。
この中で小林氏は、現代人は超能力や超自然的といわれる出来事について聞かされると、嘲笑するか無視するか、いずれにしても真面目に向きあおうとしない、そういう態度はいけないと言い、小林氏が終生敬愛したフランスの哲学者ベルクソンの講演「生きている人のまぼろしと心霊研究」や、民俗学者・柳田國男の「故郷七十年」「山の人生」を引いて、私たちはこういう現象にどう向きあうべきかを語りました。ラカグでの講座では、その意味を深く掘り下げていきます。
ラカグがオープンして以来、4年以上にわたり続いてきた本講座ですが、いったんここで終了となります。リニューアル後のラカグでの開催は、現段階では決まっておりません。ぜひ今回、ご参加ください。
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小林秀雄と人生を読む夕べ
第9シリーズ<学問のよろこび> について
ご案内は、編集担当者として小林秀雄にじかに接していた新潮社の元編集者、池田雅延です。
前半50分は各回の対象作品について池田氏がお話しします。後半40分は出席者全員での茶話会とし、池田氏が質問にお答えしたりしながら小林秀雄をより身近に感じるひとときを過ごします。
講座「小林秀雄と人生を読む夕べ」、10月から始まったシリーズは<学問のよろこび>です。
12月20日開催の第3回は「信ずることと知ること」を取り上げます。本作品は、小林氏による若者たちへの講演が基になっています。昭和30年代のはじめから、夏に九州で国民文化研究会の主催による学生青年合宿教室がひらかれていました。小林氏はそこへ、都合5回にわたって出かけ、全国から集まった数百人の若者たちに語りかけました。そして、49年に鹿児島県霧島で行った講演をまとめたものが本作品になります。
この中で小林氏は、現代人は超能力や超自然的といわれる出来事について聞かされると、嘲笑するか無視するか、いずれにしても真面目に向きあおうとしない、そういう態度はいけないと言い、小林氏が終生敬愛したフランスの哲学者ベルクソンの講演「生きている人のまぼろしと心霊研究」や、民俗学者・柳田國男の「故郷七十年」「山の人生」を引いて、私たちはこういう現象にどう向きあうべきかを語りました。ラカグでの講座では、その意味を深く掘り下げていきます。
ラカグがオープンして以来、4年以上にわたり続いてきた本講座ですが、いったんここで終了となります。リニューアル後のラカグでの開催は、現段階では決まっておりません。ぜひ今回、ご参加ください。
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小林秀雄と人生を読む夕べ
第9シリーズ<学問のよろこび> について
*( )内は、発表年月/当時の秀雄の年齢/新潮社刊「小林秀雄全作品」の所収巻
【1】2018年10月18日 考えるヒント (昭和34年5月~/57歳/第23・24集)
【2】2018年11月15日 人間の建設 (昭和40年10月/63歳/第25集)
【3】2018年12月20日 信ずることと知ること (昭和50年3月/72歳/第26集)
☆いずれも第3木曜日、時間は午後6時50分~8時30分を予定していますが、やむを得ぬ事情で変更する可能性があることをご了承ください。
※購入されたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
※開場は開演の20分前です。
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今までの「小林秀雄と人生を読む夕べ」について
2014年10月から始まったこの集いは、<天才たちの劇><文学を読むI><美を求めて><文学を読むII><歴史と文学><文学を読むIII><美を求める心><文学を読むIV>と6作品ずつ読んできて、今年の10月から始まった第9シリーズは<学問のよろこび>です。このシリーズは全3回の講義となります。
*プロフィール
小林秀雄(こばやし・ひでお)
明治35年(1902)4月、東京に生れる。昭和4年(1929)27歳の夏、「様々なる意匠」によって文壇にデビュー、以来ほぼ半世紀、日本の近代批評の創始者、確立者として歩み続けた。昭和42年11月、文化勲章受章。昭和58年3月死去、80歳。
池田雅延(いけだ・まさのぶ)
昭和45年(1970)、新潮社に入り、「本居宣長」をはじめとする書籍の編集を通じて小林秀雄の肉声を聞き続けた。小林亡き後も第5次、第6次「小林秀雄全集」を編集、第6次全集では本文を新字体・新かなづかいで組み、全作品に脚注を施すなどの新機軸を打ち出した。
【1】2018年10月18日 考えるヒント (昭和34年5月~/57歳/第23・24集)
【2】2018年11月15日 人間の建設 (昭和40年10月/63歳/第25集)
【3】2018年12月20日 信ずることと知ること (昭和50年3月/72歳/第26集)
☆いずれも第3木曜日、時間は午後6時50分~8時30分を予定していますが、やむを得ぬ事情で変更する可能性があることをご了承ください。
※購入されたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
※開場は開演の20分前です。
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今までの「小林秀雄と人生を読む夕べ」について
2014年10月から始まったこの集いは、<天才たちの劇><文学を読むI><美を求めて><文学を読むII><歴史と文学><文学を読むIII><美を求める心><文学を読むIV>と6作品ずつ読んできて、今年の10月から始まった第9シリーズは<学問のよろこび>です。このシリーズは全3回の講義となります。
*プロフィール
小林秀雄(こばやし・ひでお)
明治35年(1902)4月、東京に生れる。昭和4年(1929)27歳の夏、「様々なる意匠」によって文壇にデビュー、以来ほぼ半世紀、日本の近代批評の創始者、確立者として歩み続けた。昭和42年11月、文化勲章受章。昭和58年3月死去、80歳。
池田雅延(いけだ・まさのぶ)
昭和45年(1970)、新潮社に入り、「本居宣長」をはじめとする書籍の編集を通じて小林秀雄の肉声を聞き続けた。小林亡き後も第5次、第6次「小林秀雄全集」を編集、第6次全集では本文を新字体・新かなづかいで組み、全作品に脚注を施すなどの新機軸を打ち出した。
チケット情報
このチケットは主催者が発行・販売します
第3回チケット(茶菓つき)
3,000円
第3回神楽坂ブック倶楽部会員限定(茶菓つき)
2,800円
お支払い方法
チケットの取出し方法
お問い合わせ先
- メールアドレス
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