天然肉体詩人
藤條虫丸 Ｍｕｓｈｉｍａｒｕ Ｆｕｊｉｅｄａ
プロフィール
ダンサー・振付家・演出家。
日本を代表するダンサーの一人としてソロ活動の他、演出・製作・振付・ワークショップ等内外で 活躍。旅と芸をないまぜに、天と地、生と死、時空間そのものを自らの舞台とするダンススタイルは「天然肉体詩」という独自の世界を作 り上げ老男若女を間わない幅広い層の人々に鮮烈な 印象と根源的な感動を与えている。
異分野・ 海外アーティストとの交流・共演も数多く世界中にファンや支援者を持つ。
「生きとし生けるすべてのものに、慈しみを感じながら、全身全霊をかけて謳いあげる生命賛歌」を永遠のテーマに、ゆるやかに旅する天然肉体詩人。その旅はいつもあらゆる人・もの・風景を巻き込みながら一瞬の風のように吹き抜け、あざやかな美しい風紋だけを後に残して消えてゆく。
2004年より屋久島に移住、半農半芸のライフスタイルを通して、日々繰り返される天然自然の営為をみつめつつ心身に心地よい遊び暮らし＝アートライフを模索中。
福本卓道ＨＰ 心音一如（この中の関西の舞踏家達のページにあります。）
http://www.d1.dion.ne.jp/~takudoo/musimaru.htm
JCDN DANCE FILE http://www.jcdn.org/f-activ-a/fujieda.htm | １９５２ 愛知県生まれ。鳥取大学在学中に演劇を始める。
１９７８～８９ 「劇団日本維新派(現・維新派)」所属。全作品に出演｡
１９８９ ソロパフォーマンスユニット「虫丸独儀」を作品「オクネンノ マドロミ」で旗揚げ。
その後、一貫して旅と芸をないまぜに、世界中でパフォーマンスツアーを敢行。
劇場以外に古代遺跡、聖山、宗教施設、砂莫、河原、海岸、オアシス、公園、
路上等で公演、詩人・アレン=ギンズバーグから絶賛を浴びる。その独特の公演
・表現スタイルは国内外で大きな話題となりTVニュースステーション出演、文芸
春秋のグラビアを飾るなど各方面で取り上げられる。
１９９０ タクラマカン砂漢～チベット巡演ツアー敢行。
１９９１ アメリカ大陸横断ツアー。
１９９２ ユーラシア大陸横断～欧州巡演。これらの旅芸行脚を通して感得した体感から、
自らの表現を「天然肉体詩」と名付ける。
１９９１～９３ ソロ作品、陸・海・空の旅をテーマにした「陰陽河」3部作製作。
１９９４～９６ チベット3部作「ヴァルド・トゥドゥル」製作。
１９９７ 故アレン・ギンズバーグに捧げた「Ａ・G氏への私信」製作。
また1994・95年とヒマラヤの祝祭儀礼に使われた仮面を用いた仮面舞踊劇を
構成・振り付け・演出した作品として「想ラーマヤーナ」、2000年に「想神譚・
始原の時」製作。
飛田演劇賞最優秀即興ダンス賞受賞。
１９９３～９７ 他ジャンルのアーティスト5人との1週間連続フリーセッション、
「アートバトル ア・ウン・ギ」プロデュース並びに出演。
９４，９５，９８ ８時間連続即興セッション「8耐ライブ」企画・出演。
９４～ 月夜の野外能舞台でのダンス・音楽・食・美術の祭典「Moonlight Ce1ebration」
の毎年主催。
１９９９ アジアのダンサー・演劇集団を招聘しての「亜細亜新潮流」を東海・近畿3箇所で
主催・監督・演出・出演。
２０００～ 男性だけの複合アートユニット「阿羅漢」を立ち上げ、舞台作品「韃靼幻想譜」を
作・演出・振付・出演。
２００１ 山口県小野田市の依頼で、次代に伝える伝統芸能としての舞踊作品
「龍王伝説」を創作・演出・振付、「山口きらら博」で初演。
２００２ 韓国の人間国宝を含む伝統芸能集団を招聘。日本の邦楽・民族楽器奏者・
ダンサー等、多彩なアーティストとのコラボレーション公演
「永々流転～Flowing Water」を大阪・京都・名古屋の3箇所にて公演、監督・
演出・出演。
フィンランド・北欧でトップクラスの活動をするヨルマ＝タピオ･ジャズカルテットを
招聘。「フィンランド日本芸術交流コンサート」として全国6箇所で、総監督・演出・
出演。
２００３ 大阪・Ａｒｔ Ｔｈｅａｔｅｒ ｄＢにて個性派の若手ダンサーらで構成した舞踊集団・
Physical Poetsの公演プロデュース・監督。同内容で名古屋でも公演。
フランス、ドイツより招聘を受け、各地にてアートユニット阿羅漢でのヨーロッパ
公演、及びワークショップによる欧州ツアーを実施。ドイツ公演／フランクフルト・
ガルステアター、ヴィースバーデン・フロイデンベルク城 他
フランス／パリ・ベルタンポワレ国際舞踏フェスティバル
２００４ 屋久島に移住｡
２００５ 国際芸術フェスティバル参加事業として、名古屋七ツ寺共同スタジオ共同スタジオにて
五日間連続公演をプロデュース、自らのユニットThe Physical Poetsにて作品を上演
２００６ 鹿児島県・仙巌園にて開催の現代アート・舞踏・音楽の共演「仙巌園物語」に
スペシャルゲストとしてギターの小川銀次氏と共に出演。
２００９ 屋久島を拠点に国内外で活動。現在、屋久島に滞在型ワークショップ・レジデンス
会場の作成進行中。
２０１０ 屋久島ワークショップスタジオ完成
その他にも全国で多数のアートイベント・祭典に主催・演出・出演。
年2回～3回の海外招待公演は一年の約半分に及ぶと共に、国内でも音楽家との即興ライブを
中心に年間100本程度の旅公演を精力的に続けている。 
海外招待
９２年 日本大使館広報文化センター（パリ）
天然肉体詩・虫丸独儀「陰陽河・イシヅチ」公演
Japanese Paforming arts today（アテネ）
天然肉体詩・虫丸独儀「陰陽河・イシヅチ」公演
９５年 斉州島プレビエンナーレ（韓国・斉州市）
９８年 広東現代芸術小劇場展演（中国・広州）
９９年 春川国際演劇祭（韓国・春川市）
CROSSCURRENTS （ニューヨーク）公演
・ワークショップ
０１年 ｶﾝﾀﾍﾞﾘｰﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾙ「RED EARTH」
共同製作・出演（イギリス）
０２年 インド各地教育機関を中心に公演とワークショップ
（グジャラート州及びニューデリー）
フィンランド・フランス・ドイツ 公演・ワークショップツアー
フランス第3回舞踏フェスティバル、ドイツ他公演・ワークショップツアー
０３年 インド各地教育機関を中心に公演とワークショップ（グジャラート州他）
ドイツ・フランクフルト領事館の招聘により、ガルステアタ-他４箇所で
「アートユニット阿羅漢」公演、及びワークショップ｡
フランス・第４回舞踏フェスティバル招待公演｡「アートユニット阿羅漢」作品上演｡
その他欧州各地をワークショップ・ライブ公演にて巡演
０４年 韓国 マクサバルフェスティバル、２００４韓国実験芸術祭他で招待公演
０５年 韓国 チュンチョンマイムフェスティバル・クウチョンフェスティバル他出演
０６年 韓国・チュンチョンマイムフェスティバル出演、２００６韓国実験芸術祭、カチョンフェスティバル等出演
０７年 韓国・ソウルパフォーマンスアートフェスティバル、旺山開天祭に出演
０８年 韓国各地のフェスティバルに出演
０９年 韓国実験芸術祭その他フェスティバルに招待・出演
１０年 エストニア及びフィンランドでのアートパフォーマンスフェスティバルに招待・出演
韓国実験芸術祭他フェスティバルに招待・出演
11年 韓国実験芸術祭他韓国各地フェスティバル出演
12年 ドイツ・バイエルン他各地にて、パフォーマンス・ワークショップ |
| 映像作品 好評販売中 Ｓｋｙ－ｐｅｒｆｅｃｔ ＴＶ京都チャンネル「京都色彩図鑑」主演。 98～99年全国放映。
ロック・ギタリスト、小川銀次とのコラボレーション作品「月の彼方に」
尺八奏者・福本卓道との四国八十八ヶ所巡礼・奉納舞を編集した「四国巡礼」
（VHS ２０００円 DVD2500円）」 等
詳細・購入お問合せは虫丸事務所（受付）まで |
音楽
サックス奏者 松本健一
1964年6月15日長崎県生まれ。 80年代半ば頃から新宿ピットイン等都内ライブハウスで演奏活動を始め、松風鉱一氏に師事。即興演奏を中心としたフィールドでサックス演奏を探求し続けている。 現在の主な活動は、福島久雄（ギター）とのデュオである「漂流（さすらい）duoライブ」とその拡大版「deriva」、即興ソロ、サックスアンサンブル「SXQ saxquintet」での演奏である。入谷なってるハウスにおける即興演奏ワークショップ「新・即興の日」を主催している。 2004年に栃木県宇都宮市の大谷石地下採掘場跡・大谷資料館で行われた「hypogeous sound 02」において管楽器即興トリオ「diver」で演奏、年刊誌「Improvised Music from Japan 2005」付属CDに収録された。 2005年におーらいレコードより「パワートリオ」（かわいしのぶbass、つのだ健drums）のCD「Borders」(JMCK-1019)リリース、2007年春には「SXQ sax quintet」で東京芸術見本市（TPAM)2007に出演し、同時に初アルバム「in your head」（ls-001）を自主レーベルからリリース。 サポートではオリジナルラヴ、藤井郷子オーケストラ、nino trinca、高橋徹也、world's end girlfriend等に参加し多方面にわたりライブ、レコーディングで活動。 Peter Brotzman,Michael Braam,Wilbert de Jorde, Michael Vatcher,Toristan Honsinger,Ab Baars,Ig Hennamanらと共演。 2006年と2008年、東京中低域メンバーとしてLondon Jazz Festival（イギリス）に参加。2008年、SXQでVilnius Jazz Festival（リトアニア）,Longarms Festival（ロシア）に参加。
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