若林恵×廣田周作「エストニア・フィンランド GDPRからはじまる新しいデジタル社会」 in東京
イベントは終了しました
『WIRED』日本版前編集長の若林恵さんと、電通ビジネスクリエイションセンターの廣田周作さんが、2016年に立ち上げた、世界のイノベーションの現場をめぐるツアープログラム「Real World」。
その最新ツアーとして、本年5月に「フィンランド/エストニア:デジタルアイデンティティを巡る旅」が開催されました。折しも、ツアー期間中の5月25日に、EU全域において個人データ保護に関わる新しい規則「GDPR(一般データ保護規則)」が施行され、ともにデジタル先進国として知られるフィンランド、エストニアではともに大きな話題となっていました。
オンライン上のデータは「個人」に帰属することを明文化したこの規則は、これまでグーグルやフェイスブックといった企業による「データビジネス」にブレーキをかけ、巨大独占資本の占有物となりかけていたインターネット空間を、今一度「市民」の手に取り戻すものとして、大いなる期待が寄せられています。
わたしたちのデジタルアイデンティティは今後どのように変わっていくのか。そして、これからはじまる新しいインターネット社会は、どういうものとなっていくのか。「MEtoB」「API of Me」といった新しいコンセプトが次々と飛び出したエストニア最大のテックカンファレンスのレポートを中心に、「デジタルアイデンティティ」に関わる注目のスタートアップの紹介をするほか、現地でツアー参加者とともに受講した「マイデータ・ワークショップ」の意義などを、ツアーエディターの若林恵さん、廣田周作さんのほか、実際にツアーに参加した方々も交えて、報告します。
一足早く「新たなデジタル社会」へと足を踏み入れたヨーロッパのなかでもとりわけ先進的な取り組みで知られるフィンランド、エストニアの二国から、これまでとはまったく違う「未来」の社会の姿に、思いを馳せてみましょう。
【出演者プロフィール】
若林恵(わかばやし・けい)
1971年生まれ。編集者・ライター。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社に入社し、月刊『太陽』を担当。2000年にフリー編集者として独立し、以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長に就任。2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers, http://blkswn.tokyo)設立。
廣田周作(ひろた・しゅうさく)
電通ビジネス・クリエーション・センター/cotas.jp編集長。放送局でのディレクター経験を経て、2009年に電通入社。現在、ビジネス・クリエーション・センターに所属。グローバル規模でのイノベーションリサーチを元に、企業のブランドコンサルティング、新規事業開発プロジェクトなどを手掛けている。電通モダン・コミュニケーション主宰。電通総研が運営するカルチャーメディア『cotas.jp』編集長。
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1500 ticket + 500 drink
2,000円
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