地球永住計画 オンライン講演
〜賢者に訊く〜
「錬金術から見た新型コロナウィルス」
松本夏樹×関野吉晴
講演者
【日時】
2020年07月21日(月) 午後6時45分開場 午後7時開始
(講演時間2時間で終了の予定ですが、事前の質問メールへの回答などによって若干延長されることがあります)
【会場】
Youtube Live 配信サービスよるオンライン開催です
会場へはお越しいただけませんのでくれぐれもご注意ください
【お問合せ】
地球永住計画事務局 chikyueiju@gmail.com
(武蔵野美術大学主催ではありませんので大学へのお問い合わせはどうかご遠慮ください。)
【参加方法】
以下「passmarket」から参加チケットをお申し込みください
無料開催ですが「ご支援チケット」をご用意させていただいておりますので、可能な方にはご支援いただけると大変助かります。
寄付金はゲストの謝礼、交通費、地球永住計画の運営資金などに利用されます。
※開催日に視聴方法を記したメールを差し上げます。
メールアドレスの記入ミスにはくれぐれもご注意ください。
チケット申し込み後、購入完了のメールが届かない場合は記入ミスの可能性があります。
お申し込みは「お申し込み完了メール」の受信をもって完了となります。
「お申し込み完了メール」が届いていない方はお手数ですが、ご連絡をお願いいたします。
締め切りは講演当日18時半までです
【講演内容】
地球永住計画では自然科学に関わる先生を多数お招きして講演いただいていますが、精神世界に関わる講演が少ないという現状があります。
松本先生はこの精神世界の産物である「図像」の専門家であり、文章だけでなく大量の図版や物を使って精神世界の話をわかりやすく解説してくれます。
松本夏樹先生は武蔵野美大で1995年から2020年まで25年間講師を務め、武蔵野美大では「キリスト教図像学」「文明論」「映像史」「手回し活動写真制作演習」など多岐に渡った授業を行ってきました。
地球永住計画でも「イメージの歴史的変遷」に関する講義を2018年に行っていただきました。
松本先生には今回、新型コロナウイルスの流行とかけまして「まじない」「呪術」「錬金術」「民間療法」などといった古い治療の考え方や、体の見方の解説と、それが「近代科学」や「医学」にどう移り変わって行ったのかについてお話いただこうと考えています。
特に、松本先生は古い文献に残された「錬金術」や「錬丹術」の再現実験をいくつも行っており、著書もあります。
松本先生が主催する「空想藝術商會」では多彩な講演会を随時開催しており、その中から、今回の講演に関わる「医学」に関する内容を一部公開していただきましたので是非ご覧ください。
後半は関野先生との対談になります。
関野先生も医師として世界中のその土地ごとの古い治療方法を数多く見てきているので、面白い対談になるかと思います。
近代科学が「非科学的で取るに足らないもの」としてきた古い物事の重要性や必要性に、新型コロナウイルスの流行以降、多くの人が気付きはじめていると思います。
ご期待ください。
松本夏樹(まつもと なつき)
映像文化史家。大学講師。クリステンゲマインシャフト神学単科大学に学ぶ。大学で美術及び映像文化史を講じると共に、蒐集した内外の幻燈とそのスライド、手回し映写機とその映画フィルムの上映、講演活動を行っている。
本人もサイレント映画時代の手回し映写機を使って「回しながら弁士もする日本最後の活弁士」として各地で講演を重ね、国立映画アーカイブ(旧国立近代美術館フィルムセンター)や武蔵野美大美術資料図書館でも上映を行う。
フリーメイソン、ルドルフ・シュタイナー、ヨーゼフ・ボイスらに関する講演も多数。また、錬金術、錬丹術の再現実験も数多く行なっている。
研究テーマは芸術全般に於ける視覚表現とその精神史的領域に深く関わっており、映画前史の光学機器への関心もこれに由来する。
光学機器やその他の蒐集物は1万点にのぼり、「松本夏樹コレクション」として研究利用されている。中でも、現存する中で日本最古のアニメーションフィルム「なまくら刀塙凹内名刀之巻(1917/約2分/35mm)画:幸内純一」は広く知られている。
【著・訳書】
「神秘主義」せりか書房 1988年刊
「バロックの神秘」工作社 1993年刊
「錬金術図像大全」平凡社 1993年刊
「錬金術 : 精神変容の秘術」平凡社 2013年刊
「にっぽんアニメ創生記」集英社 2020年刊
https://sites.google.com/site/kuusougeijutsu/
http://filmcheck.blog.fc2.com/
https://www.facebook.com/natsuki.kuusou/
関野 吉晴(せきの よしはる)
1949年東京都生まれ。探検家。文化人類学者。医師。武蔵野美術大学名誉教授。1975年一橋大学法学部卒業。1982年横浜市立大学医学部卒業。1999年植村直己冒険賞受賞。2000年旅の文化賞受賞。2013年 国立科学博物館(特別展)「グレートジャーニー・人類の旅」開催。2002~2019年武蔵野美術大学教授(文化人類学)1971年アマゾン川全域を下る。その後25年間に32回、通算10年間以上にわたって、アマゾン川源流や南米への旅を重ねる。1993年から10年の歳月をかけて約5万3千キロ「グレートジャーニー」、その後、アフリカで生まれた人類が日本列島にやって来た主要3ルートを歩いた。
「写真で見る極限の世界」はビーパルで連載中の 関野吉晴「極限の民族の叡智に学ぶ」に掲載されます。
お申し込みくださった方には、今後の地球永住計画のご案内をお送りさせていただいております。ご不要な方は、大変お手数ですが以下メールアドレスへご一報ください。
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