都甲幸治×岸本佐知子 「第4回「境界から響く声たち」読書会」 in東京
イベントは終了しました
20世紀が終わったのはもう二昔前のこと。でも面白い文学作品はたくさんありますよ。本読書会では英語圏文学の中からいくつかを選んで、4回にわたって語り合います。
最終回のお相手は岸本佐知子さん。今回は岸本さんが訳したジャネット・ウィンターソンのデビュー作『オレンジだけが果物じゃない』(白水Uブックス)を一緒に読み解いていきます。狂信的なキリスト教徒の家で育ったジャネットが、成長して愛した相手はなんと女性でした。宗教か愛情か。葛藤の末に、彼女は大きな決断をします。このウィンターソンの名作を岸本さんはどう読み解くのでしょうか。
出演者肩書き
岸本佐知子(きしもと・さちこ)
翻訳家。訳書にミランダ・ジュライ『いちばんここに似合う人』、リディア・デイヴィス『話の終わり』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、スティーヴン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、ジョージ・ソーンダーズ『短くて恐ろしいフィルの時代』、ショーン・タン『遠い町から来た話』など多数。編訳書に『変愛小説集』『居心地の悪い部屋』『コドモノセカイ』『楽しい夜』、著書に『気になる部分』、編書に『変愛小説集 日本作家編』などがある。2007年、『ねにもつタイプ』で講談社エッセイ賞を受賞。
都甲幸治(とこう・こうじ)
1969年福岡県生まれ。翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。著書に『今を生きるための世界文学案内』『世界の8大文学賞』(全て立東舎)、『21世紀の世界文学30冊を読む』(新潮社)、『狂喜の読み屋』(共和国)、訳書にディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』(共訳、新潮社)、ブコウスキー『勝手に生きろ!』(河出文庫)などがある。
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チケット情報
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1500 ticket + 500 drink
2,000円
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