森元斎×栗原康「ダンスをできない革命なんていらない」 in福岡
イベントは終了しました
森元斎×栗原康「ダンスをできない革命なんていらない」
『アナキズム入門』(筑摩書房)刊行記念
2017/4/22(土) 18:00~2017/4/22(土) 20:00
イベント受付開始時間 2017/4/22(土) 17:30~
Rethink Booksにて、森元斎さんと栗原康さんのトークイベントを開催します。
3月はじめに刊行された森元斎さんの新著『アナキズム入門』(ちくま新書)は、
若き日に察知した「よくわからないけど、かっこいいもの」をきっかけに、時代の様々な事象、知への欲求そして喜びが絡まりあい、自らの思想をつかんでいく様を描いた、『「はじめに」のはじめに』から始まる。
「・・・そうこうしているうちに、泥沼だ。でもだんだん、自分の中で一貫したものが見えてきた。アナキズムだった。アナキズムの森に分け入ると、アナキズムが体にストンと落ちてくるほど、私の体質には合っていた。」
対談のお相手は、『はたらかないで、たらふく食べたい』『村に火をつけ、白痴になれ-伊藤野枝伝』『死してなお踊れ』…と問題作を世に出し続ける、アナキズム研究家の栗原康さん。
自由闊達、引き込まれるようにページを繰ってしまう、足の裏から沸き立ち心は躍るような、
そんな文体をもつお2人に思う存分、お話しいただきましょう。
「いつも心に革命を」。いざ、アナキズム入門!
【作品概要】
『アナキズム入門』(筑摩書房)
国家なんて要らない。資本主義も、社会主義や共産主義だって要らない。いまある社会を、ひたすら自由に生きよう―そうしたアナキズムの思考は誰が考え、発展させてきたのか。生みの親プルードンに始まり、奇人バクーニン、聖人クロポトキンといった思想家、そして歩く人ルクリュ、暴れん坊マフノといった活動家の姿を、生き生きとしたアナーキーな文体で、しかし確かな知性で描き出す。気鋭の思想史研究者が、流動する瞬間の思考と、自由と協働の思想をとらえる異色の入門書。
目次
第1章 革命―プルードンの知恵(アナーキー・イン・ザ・フランス フランス革命 ほか)
第2章 蜂起―バクーニンの闘争(奇人、バクーニン 破壊と創造 ほか)
第3章 理論―聖人クロポトキン(聖クロポトキン クロポトキン、シベリアへ行く ほか)
第4章 地球―歩く人ルクリュ(地を這うアナキスト ネイチャー・ボーン・アナキスト ほか)
第5章 戦争―暴れん坊マフノ(必殺仕置人、マフノ 豊かなウクライナ ほか)
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480069528/
【出演者プロフィール】
・森元斎
1983年東京生まれ。専攻は哲学・思想史。自称、福岡のD’Angelo。大阪大学大学院人間科学研究科修了。博士(人間科学)。九州産業大学・福岡大学・西南学院大学・河合塾で非常勤講師、他に百姓など。単著に『アナキズム入門』(ちくま新書、2017年)、『具体性の哲学』(以文社、2015年)、訳書に『ギリシア デフォルト宣言』(共訳、河出書房新社、2015年)など。写真は、スイスのベルンにある、同志バクーニンのお墓にて。
・栗原康
1979年、埼玉県うまれ。大学院修了後、フリーター、ときどきニート。現在は、東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム。著書に『大杉栄伝』(夜光社、第5回いける本大賞受賞)、『はたらかないで、たらふく食べたい』(タバブックス)、『現代暴力論』(角川新書)、『村に火をつけ、白痴になれ』(岩波書店)、『死してなお踊れ』(河出書房新社)など。2017年3月、第10回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞。ビール、詩吟、河内音頭、長渕剛が好き。
コメント
チケット情報
このチケットは主催者が発行・販売します
1500 ticket + 500 drink
販売条件
お支払い方法
チケットの取出し方法
お問い合わせ先
- 電話番号
このイベントを見ている人にオススメ
読み込み中