寝ながら学べるイアン・ハッキング in京都
イベントは終了しました
愛知県で3年に1度開催される「地域アート」、あいちトリエンナーレ。メディア・アクティビストの津田大介が2019年の芸術監督に就任することが決定した。コンセプトは「情の時代 Taming Y/Our Passion」。その由来はイアン・ハッキング『偶然を飼いならす:The Taming of Chance』だ。
http://aichitriennale.jp/news/2017/002033.html
http://aichitriennale.jp/news/2017/002033.html
ハッキングはカナダの科学哲学者で、確率、統計、言語哲学、精神病理と、様々な分野の著作がある。分析哲学とミシェル・フーコーを股にかけた縦横無尽の活躍を目の当たりにするにつけ、我々は問いかけたくなる。
「一体、ハッキングとは何者なのか?」
『数学はなぜ哲学の問題になるのか』(森北出版)、『知の歴史学』(岩波書店)の共訳者、大西琢朗氏をお招きして開催する本イベントでは、ハッキングのキャリア全体のなかに『数学はなぜ哲学の問題になるのか』を位置づける。なぜ数学では"証明"ができるのか。なぜ数学は現実に"応用"できるのか。こうした問いかけによってハッキングは何を明らかにしようとしているのか。
ハッキングの原点である「数学の哲学」を通じて彼の哲学の全体像に迫ろうとするこのイベント、ただしタイトルは「寝ながら学べるイアン・ハッキング」。どうぞお気軽に参加いただきたい。
大西氏による紹介文
https://sites.google.com/site/onishitakuro/writing/special
編集者による紹介文
http://rmaruy.hatenablog.com/entry/2017/10/07/091936
*当日席も若干ながらご用意いたします(立見になる場合があります)。当日1500円。
講師プロフィール
大西琢朗
京都大学文学研究科教務補佐員および非常勤講師。専門は論理学の哲学/哲学的論理学(ダメットの証明論的意味論/関連性論理などの非古典論理)。最近はブランダムの推論主義を使って何かできないかと考えている。好きなものはタイ料理。
ツイッター:@takuro_onishi
コメント
お支払い方法
チケットの取出し方法
お問い合わせ先
- メールアドレス
このイベントを見ている人にオススメ
読み込み中