新井高子×鈴木余位×ケンダル・ハイツマン「映画『東北おんばのうた:つなみの浜辺で』上映会+トーク」 in東京
※本イベントにお招きする予定でしたケンダル・ハイツマンさんは、来日スケジュールが変更となりご出演見合わせとなりました。
『東北おんば訳 石川啄木のうた』(未来社)。詩人の新井高子さんが、東日本大震災をきっかけに、大船渡市の仮設住宅、総合福祉センターをまわり、石川啄木の短歌100首を土地ことばに訳すプロジェクトを2年間、9回にわたっておこなってつくられた本で、啄木はもちろん、方言、とくに東北のことばに関心をもつ人たちの間で、たいへん話題となりました。
そしてこのたび、その「おんば」たちにインタビューした映画『東北おんばのうた:つなみの浜辺で』が完成しました。おんばの自作詩歌、啄木短歌の土地ことば訳、さらに地元の愛唱歌が交響するなかで、それぞれの人生、津波の体験、土地ことばの魅力などが語られます。お年は79歳から100歳、なかには3度の津波を経験したおんばも。監督の鈴木余位さんによって詩情豊かに編み上げられた、人生の凝縮。とても心に迫る作品です。
このたび本屋B&Bにて、この映画『東北おんばのうた:つなみの浜辺で』の、東京で初めての上映会を開催します。
上映会後のトークには、同書の編著者であり、映画にもおんばへのインタビュアーとして出演された詩人の新井高子さんと、監督の鈴木余位さんにご登壇いただきます。
本作の英語字幕を新井さんと学生のみなさんとの共同で完成させたのが、アイオワ大学のケンダル・ハイツマンさんです。
日本文学研究者であるケンダルさんは、2019年に新井さんが参加されたIWP(InternationalWriting Program)と深く関わりがあり、2016年に参加された柴崎友香さんの『公園へ行かないか?火曜日に』(新潮社)や、2018年に参加された滝口悠生さんの『やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記)』(NUMABOOKS)にも登場する方です。
大船渡のことばと、「標準語」とされる日本語、そして字幕として訳された英語、3つのことばが交錯する中で、それぞれのおんばたちの人生に耳を傾ける、すばらしい体験です。たいへん貴重な一夜となりますので、ぜひご参加ください。
上映会後援:米国大使館
コメント
チケット情報
このチケットは主催者が発行・販売します
1500 ticket + 500 drink(税別)
2,200円
販売条件
イベント予約完了後のチケット代はご返金いたしかねますので、あらかじめご了承ください。ほか、ご利用、お支払などについてはこちらをお読みください。http://bookandbeer.com/利用案内支払い案内お問い合わせ/
お支払い方法
チケットの取出し方法
お問い合わせ先
- 電話番号
このイベントを見ている人にオススメ
読み込み中