【オンライン配信(Zoom)】吉川浩満『理不尽な進化　増補新版―遺伝子と運のあいだ』オンライン読書会

Name: 【オンライン配信(Zoom)】吉川浩満『理不尽な進化 増補新版―遺伝子と運のあいだ』オンライン読書会
Start: 2021-07-24T21:00:00+09:00
End: 2021-07-24T23:00:00+09:00
Location: ZOOM

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THE END OF EVOLUTIONARY WAR

2021/7/24(Sat) 21:00～2021/7/24(Sat) 23:00

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著者である吉川浩満さんをお招きし、『理不尽な進化　増補新版―遺伝子と運のあいだ』読書会を開催します。

進化論について論じられていると思われている本書ですが、読んでいくと以下のような箇所に出会います。

”すでに決着がついたとされる論争にまったく新しい意義を見出すーこれは批評の醍醐味のひとつだ。サルトルとカミュの論争を論じる内田樹『ためらいの倫理学』、吉本隆明と花田清輝の論争を論じる絓秀実『花田清輝ー砂のペルソナ』、吉本隆明と埴谷雄高の論争を論じる加藤典洋『君と世界の戦いでは、世界に支援せよ』は、敗者の理を梃に論争の相貌を一変させてしまう優れた批評実践である。”（293p.)

本書をまさに、「理不尽をめぐる闘争」に敗れたグールドを救済する、「論争の相貌を一変させてしまう優れた批評実践」として読み解いていきたいと思います。

【開催方法】

Zoomのミーティング機能を利用します。お申し込みいただいた方に後日、ミーティングのURLをお送り致します。

youtubeでも配信する予定です。

関西クラスタの読書会に参加されたことがある方は無料で参加できます。割引コードに「kansai_ct」とご入力下さい。

youtubeでも配信する予定です。

【プロフィール】

吉川浩満

文筆業。1972年3月、鳥取県米子市生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、現職。晶文社にて編集業にも従事。関心対象は哲学・科学・芸術、犬・猫・鳥、デジタルガジェット、卓球、映画、ロック、Tシャツ、ハーレーダビッドソンなど。

著書に『人文的、あまりに人文的──古代ローマからマルチバースまでブックガイド20講+α』（山本貴光との共著、本の雑誌社）、『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。──古代ローマの大賢人の教え』（山本との共著、筑摩書房）、『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』（河出書房新社）、『理不尽な進化――遺伝子と運のあいだ』（朝日出版社）、『脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座』（山本との共著、太田出版）、『問題がモンダイなのだ』（山本との共著、ちくまプリマー新書）ほか。翻訳に『先史学者プラトン――紀元前一万年－五千年の神話と考古学』（山本との共訳、メアリー・セットガスト著、朝日出版社）、『マインド──心の哲学』（山本との共訳、ジョン・R・サール著、ちくま学芸文庫）など。