【バベット小説講座】〈中上紀読書会vol.4〉川上弘美の名作『溺レる』を読み解く

Name: 【バベット小説講座】〈中上紀読書会vol.4〉川上弘美の名作『溺レる』を読み解く
Start: 2025-07-13T14:00:00+09:00
End: 2025-07-13T15:30:00+09:00
Location: J.U.LABO（最寄り駅はJR中央・総武線 西荻窪です）

純文学作家中上紀氏と、名作の読みどころを語り合いましょう！

2025/7/13(日) 14:00～2025/7/13(日) 15:30

イベント受付開始時間　2025/7/13(日) 13:50～

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　小説の読み方に“正解”はありません。楽しんで読んでいただければ、それが一番です。でもプロとともに読むことで、作家が意図した細かいところまで理解でき、あなたの読み方が深まります。中上紀氏をナビゲーターに、純文学の名作をともに読み解きましょう。

　中上紀氏が今回ご紹介する『溺レる』（川上弘美・文春文庫）は、女流文学賞、伊藤整賞という二つの文学賞を受賞した短編小説集の名作です。『神様』でデビューし、『蛇を踏む』で第115回芥川賞を受賞、ベストセラーとなった『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、その他多くの賞を受賞し、最近では国際ブッカー賞の最終候補にノミネートされるなど、大活躍する川上弘美氏のまぎれもない代表作の一つが、本作『溺レる』であると言えます。

また、この短編集は中上紀氏がデビューのころ何度も繰り返し読み、短編小説の書き方を学んだ教科書のような作品でもあります。また、ここに描かれた独特の恋愛観は文学のみならず人生にも影響を与えたとのことで、大変な思い入れがあるようです。四半世紀も売れ続けている本作に描かれた愛の形の普遍性を、一緒に読み解いていきましょう。

　作家を目指す方にとっても小説を楽しみたい方にとっても、大いに参考になるお話が伺えるはずです。

　終了後は中上氏を囲んで懇親会があります（自由参加、追加費用はありません）。

【課題図書】『溺レる』（川上弘美、文春文庫）

　　　　　　　　※各自でご用意下さい。読んできていただくとより理解が深まりますが、読む前に来ていただいてもわかるようにお話ししてくださいます。

【日時】2025年7月13日（日）14:00～15:30

【場所】J.U.Labo

　　　　　※最寄り駅はJR中央・総武線西荻窪駅です。駅から徒歩8分程度。

　　　　　　詳しい住所は、お申込の方にメールでお知らせします。

【受講料】3,850円（税込）

【講師紹介】

　1971年、東京生まれ。ハワイ大学芸術学部卒。『彼女のプレンカ』ですばる文学賞受賞。アジア、熊野を巡りながら、小説を中心に多方面に執筆。また、大学、スクールなどで創作を教える。全国同人雑誌最優秀賞「まほろば賞」選考委員。『夢の船旅　父中上健次と熊野』『海の宮』『熊野物語』『天狗の回路』『タクシーガール(共著）』他、著書多数。

〈お知らせ〉

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