講演会「印判手食器の観賞入門 ―輸入から国産へ」 in大阪
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講演会「印判手食器の観賞入門 ―輸入から国産へ」
特別企画展「文明開化のやきもの 印版手」関連行事
2023/2/11(土) 14:00~2023/2/11(土) 15:30
イベント受付開始時間 2023/2/11(土) 13:30~
特別企画展「文明開化のやきもの 印版手」関連行事
講演会「印判手食器の観賞入門 ―輸入から国産へ」
本講演では、プリントウェア研究の第一人者である、岡 泰正氏を講師に迎え、17~19世紀当時に西洋に最も近かった長崎の出島をめぐるやきものの歴史的背景、江戸時代に「輸入」されていたプリントウェアが、大正期以降に近代窯業・産業として「輸出」へと転じた歴史について取り上げ、ヨーロッパと日本の磁器産業が影響を与え合う様子を概観します。出島からは「輸出品」としての有田磁器の破片が膨大に出土し、なかには「輸入品」であった景徳鎮磁器、そしてわずかな量のマジョリカ焼のアルバレロ、デルフト陶といったヨーロッパ製陶磁器の破片が出土します。それらを素材に、日本の西洋文化受容の一端をとらえます。
また、18世紀のヨーロッパで発明されたプリントウェアが幕末(19世紀中期)の日本へともたらされハイカラな食器として受容されるとともに、写しを製作する試みが行われます。その創意工夫が近代の西洋食器として瀬戸・美濃の磁器産業を牽引していく様を「ウィロウパターン」と呼ばれる図柄を中心に紹介します。_________________________________________________
講 師:岡 泰正 氏(神戸市立小磯記念美術館 館長)
日 時:令和5年(2023)2月11日(土・祝) 午後2時~3時30分(受付は午後1時30分より開始)
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講演会「印判手食器の観賞入門 ―輸入から国産へ」
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