「NGOのリアルケーススタディ」〜開発の視点から、ICANの事例をもとに〜
イベントは終了しました
*開発学の知識をもとに、一緒にNGOが抱える問題を解決してみませんか?
「開発」を行なう組織には、国連機関・政府開発援助機関・民間企業・NGOなどがありますが、その中でも、事業資金を支援者からの寄付や助成金に頼りがちなNGOの運営は非常に不安定です。
<ICANが抱える課題>
特定非営利活動法人ICAN(アイキャン、以下ICAN)は名古屋に本部をおく国際NGOです。ICANは、親の育児放棄や暴力などの事情によって、家族と一緒に暮らせない5〜18才の子どもたちを対象に児童養護施設「子どもの家」をフィリピンで運営しおり、常時20名程度の子どもたちを預かっています。
しかし、現在、過去から続く助成金依存の運営体制により深刻な財政危機問題を抱えており、団体の運営立て直しをはかっているところです。
<ワークショップの目的>
なぜ、助成金や寄付に頼るNGOの運営は安定しないのか?自己資金で運営していくためにどのような方法が考えられるのか?フィリピンの子どもたちの居場所を守るために、この立て直し計画を一緒に考えてみませんか?
このワークショップは2ヶ月間計9回で構成されており、今まで学んできた開発学の知識を、実在するNGO運営を通して学びを深めることが目的です。最終日には、ワークショップで検討した改善案をICANに提案して頂きます。みなさんから出された案が採用され、子どもの家運営のために役立てられる可能性もあります!ぜひ、この機会にご参加ください!
<開催概要>
n開催日:2022年6~7月 毎週水曜日21:00~(各回2h程度)【全9回】
【6月】1・8・15・22・29日(全5回)
【7月】6・13・20・27日(全4回)
n参 加 費:全9回5,000円 (支払い方法:銀行振込またはパスマーケット)
※売上は一部経費を除いて寄付されます
n参加資格:開発学基礎講座を修了された方
<注意事項>
・参加された方から出された質問が必ずしもICANのアクションプランとして採用される確証はありませんので、ご了承ください。
・お問い合わせがある場合、ICANへ直接問い合わせるのではなく、下記Eメール経由で鈴木までお願い致します。
<講師>
u 鈴木真帆 :講師兼ファシリテーター
u 加藤富早美:サブファシリテーター
u りえ先生 :モデレーター/オブサーバー参加
<講師紹介>
鈴木真帆(すずきまほ)正看護師 公衆衛生学修士
特定非営利活動法人ICAN(アイキャン)代表理事
これまで国際保健分野でパキスタン、フィリピン、エチオピア、ジブチ、インドネシアなどでJICA、公益財団法人、NGOなどの活動に15年以上に渡り従事。
ICAN団体紹介(ホームページ):https://ican.or.jp/
問い合わせ先:maho.suzuki@ican.or.jp(鈴木)
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