特集NEW STANDARD -映画と対話で考える世界のダイバーシティ- in愛媛
イベントは終了しました
1989年にアジアで最初に国際ドキュメンタリー映画祭を開催して始まった山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)は、ドキュメンタリー映画に特化したアジアでも数少ない映画祭の一つです。
そのYIDFFと連携し、世界中から集まったアーカイブ作品の中から「ダイバーシティ」をテーマにドキュメンタリー作品を選定。4作品それぞれの上映後、専門性の高いゲストを招いてトークを行います。
【前夜祭】12/25(土)
愛媛県でも開催されている国際映画祭。国際的な映画祭とは何を目指すべきなのか、地域から発信する芸術的な祭典の意義とは何か、山形の事例を切り口に多角的な議論を展開していきます。
後半は『愛について語るときにイケダの語ること』四国初上映が決定!
上映後、プロデューサーの佐々木誠監督から作品にまつわるエピソードなどを伺いながら、ドキュメンタリー映画に潜む虚と実の淡い境界について、登壇者一同で自由に語り合います。
17:00〜
第一部 基調講演「地方における国際映画祭のあり方〜山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)が目指す映画文化」
講師:阿部宏慈(山形国際ドキュメンタリー映画祭理事)
シンポジウム「国際映画祭とは何か?」
登壇者:阿部宏慈、佐々木誠(映像ディレクター/映画監督)、
石川誠二(マネキネマ事務局長)、徳永高志(アートNPOカコア理事長)
18:40〜
第二部 特別上映『愛について語るときにイケダの語ること』 待望の四国初上映!
19:50〜
第三部 トークセッション「ドキュメンタリーの虚実皮膜」
登壇者:阿部宏慈、佐々木誠、石川誠二、徳永高志
進行:戸舘正史(松山ブンカ・ラボ ディレクター)
チケット料金
第一部:無料(無料チケットをお選びください)
特別上映+トークセッション:1,000円
※各回終了ごとに換気・消毒のため、客席を完全入れ替えさせていただきます。
【特集上映&トーク】12/26(日)
12:30- ①『ラ・カチャダ』(81分)
14:00-14:50 トーク「”ダイバーシティ”を疑う~アートとマイノリティ」
ゲスト:あかたちかこ(大阪市立阿武山学園専門講師)、越智雄磨(愛媛大学法文学部講師・芸術学)、佐々木誠
15:10- ②『ユキコ』(70分)
16:30-17:20 トーク「作品分析/ユキコを読み解く」
ゲスト:阿部宏慈、佐々木誠
17:40- ③『コーナーズ』(66分)
18:55-19:45 トーク「LGBTQについて知る・考える」
ゲスト:あかたちかこ
20:05- ④『築巣人 A Rolling Stone』(54分)
21:10-22:00 トーク「生活のなかにいる表現者たち~音楽家と社会学者の対話」
ゲスト:中ムラサトコ(ボイスパフォーマー)、石川良子(松山大学人文学部教授)
開場:上映開始10分前
トーク:約50分
進行:戸舘正史(松山ブンカ・ラボ ディレクター)
※登壇者はオンラインでの参加になる場合があります。ご了承ください。
チケット料金
上映&トーク 1作品につき 1,500円
1日通し券 5,000円
※各回終了ごとに換気・消毒のため、客席を完全入れ替えさせていただきます。
会場
シネマルナティック
松山市湊町3丁目1-9 マツゲキビル2F
※駐車場はありません。公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください。
【上映作品】前夜祭12月25日(土)
『愛について語るときにイケダの語ること』 待望の四国初上映!
身長 112 センチの青年、初主演・初監督作にして遺作
ドキュメンタリーを超えた異色のセルフ・リアリティ・ショー
四肢軟骨無形成症(通称コビト症)の池田英彦は、スキルス性胃ガンステージ4の宣告を受ける。死を意識した池田は、自分と女性のセックスを撮影し始め、映画として遺すことを企む。20年来の友人である脚本家・真野勝成が協力し、2年間で撮影された素材は60時間を超え、池田の死をもってクランクアップ。障害と性、死を描きながら本作にはポップな魅力が溢れている。池田の意思を受け継ぎ、映画を完成させたのは、ドラマ「相棒」などの脚本家・真野勝成。編集を「マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画」などの監督作がある佐々木誠が手がけ、58分に凝縮してみせた。
2020年/58分/ 対象年齢18歳以上
企画・監督・撮影・出演:池田英彦/出演:毛利悟巳
プロデューサー・撮影・脚本:真野勝成/共同プロデューサー・構成・編集:佐々木誠
配給・宣伝:ブライトホース・フィルム
© 2021 愛について語る時にイケダが語ること
【上映作品】12月26日(日)
『ラ・カチャダ』
エルサルバドルの露店で生活の糧を得るシングルマザー5人が演劇のワークショップに参加し、講師とともに劇団「ラ・カチャダ」を立ち上げる。リハーサルを繰り返すうちに、彼女たちは自分たちの生活や状況に向き合うことになる。それは社会全体が許容している、女性に対する不当な暴力のサイクルだった。哀しみを肥った肉体に秘めて陽気にふるまう女たちは、植えつけられたトラウマを乗り越えることができるのか。本作が初の長編監督作品となるマレン・ビニャヨは、ラ・カチャダの活動に1年半密着して、その魅力を存分に映像に焼きつけた。
エルサルバドル/2019/スペイン語/カラー/81分
監督、脚本、撮影、録音:マレン・ビニャヨ
『ユキコ』
フランス在住の監督、生まれ育った朝鮮で暮らす母、戦時中に朝鮮人の恋人を追い日本からソウルにやってきた祖母。監督は、朝鮮戦争の渦中に生き別れ、母の記憶に残っていない祖母のことを仮に「ユキコ」と呼び、互いに薄い関わりしか持たない3人の女性像を親密に紡いでいく。母が独りで住む江華島、ユキコが人生最期の地に選んだ沖縄で、母のシルエット、日常風景、老人ホーム、摩文仁(まぶに)の丘が、繊細なカメラワークで重ね合わされる。ふたつの島で架空の物語が交わり、戦時の悲劇が呼び起こされる。「記憶にない者を悼むことができるのか」という普遍的な問いが響く。
フランス/2018/韓国語、日本語/カラー/70分
監督、脚本、撮影:ノ・ヨンソン
『コーナーズ』
同性愛などLGBTの男女が、昼間の仮面をはずして自分らしさを解放できるバー「コーナーズ」。台湾の女性監督が、幻想的なイメージ映像を交えながら、台湾社会の抑圧に身を潜める者たちの孤独と愛欲を描く。監督自身が自ら同性愛者であることをカミングアウトしており、台湾でも高い評価を受け、各国のLGBTをテーマとする映画祭でも上映された。
台湾/2001/中国語/カラー/66分
監督:周美玲(ゼロ・チョウ)、劉芸后(ホホ・リュウ)
*台湾国際ドキュメンタリー祭2002審査員賞
※作品の一部にセクシュアルな表現が含まれます。ご了承ください。
『築巣人 A Rolling Stone』
自閉症の息子と娘と3人で暮らす旅行会社勤務のシングルファザー。息子は、蜂の巣を集め、道に落ちている瓶を拾い集め、ヤドカリを拾い、蜂を主題にした絵を描き、あるいはオブジェを作っている。息子にひたすら付き添い、仕事と家事に追われながら生活する父親の姿が映し出される。その毎日はまるで押し上げた重石が転がり落ちる日々の繰り返し。彼との接続の瞬間に目を凝らすと、主人公やその家族への愛着を沸かせる力を持つ作品。
台湾/2013/中国語/カラー/54分
監督:沈可尚(シェン・コシャン)
*2013台北電影奨グランプリ
作品提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭
\\\ 12/26(日)限定 ///
NAVY BAGELSさんがシネマルナティックに出店!
人気のベーグルやマフィンなど 上映&トークとご一緒にお楽しみください!
https://www.instagram.com/navybagels/
※売り切れ次第終了
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【チケット購入方法】
①チケット販売ページへ進む
・PassMarketの公演ページより『チケットを申し込む』ボタンを押し、チケットご購入ページへ進んでください。
②チケット・枚数を選択する
・次にチケットを選択します。
・前夜祭の第一部は、無料のチケットをお選びください。
・26日は、お得な1日通し券がございます。
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クレジットカード決済の場合
・確定後すぐにチケットが発行されます。
・購入したチケットはメール または 購入済みチケットからいつでも表示できます。
・ログインせずに申し込んだ場合はメールでのみ受け取れます。
コンビニ決済の場合
・注文から3日以内にコンビニでお支払いください。
・お支払いが完了するとチケットが発行され、メールが届きます。
主催:NPO法人 クオリティ アンド コミュニケーション オブ アーツ(アートNPOカコア)
企画協力:松山ブンカ・ラボ
協力: 山形国際ドキュメンタリー映画祭
後援:松山市
⽂化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
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チケット情報
このチケットは主催者が発行・販売します
12/25(土) 基調講演・シンポジウム
12/25(土) 特別上映+トークセッション
12/26(日) 1日通し券
12/26(日) ①12:30『ラ・カチャダ』
12/26(日) ②15:10『ユキコ』
12/26(日) ③17:40『コーナーズ』
12/26(日) ④20:05『築巣人 A Rolling Stone』
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