過去から未来につなぐ音楽会 in東京
イベントは終了しました
限られた十二音階の中で、人は無限の可能性を信じて新曲を作り続けます。3000年前も、バッハやショパンも、その挑戦から曲を作り上げていきました。そして今、現代音楽の巨匠、一柳慧氏が「鳳笙」のために作曲した「振鉾」が世界初演を迎えます。
紀元前から現代まで、日本の古典音楽が西洋音楽と交わって融合し、未来に向けて発信する新しい響きをぜひ体験して下さい。
フライヤーの内容詳細は以下のサイトでご確認ください。
出演者 プロフィール
飯野明日香(いいの あすか) ピアノ
東京藝術大学附属高等学校、同大学ピアノ科を卒業。パリ国立高等音楽院ピアノ科、フォルテピアノ科卒。ベルギー政府給費留学生として、ブリュッセル王立音楽院ピアノ科マスターコースを修了。
現代音楽から古楽器のフォルテピアノまでの幅広いレパートリーをもとに、リサイタルシリーズ「Parfum du Futur」や室内楽シリーズ「l’Espace」をはじめ、多彩な演奏活動を展開し、2010年 第28回中島健蔵音楽賞、2014年度 第52回レコード・アカデミー賞(現代曲部門)受賞。
カメラータ・トウキョウよりリリースしたCD「一柳慧ピアノ作品集」、「France Now」、「Japan Now」はいずれもレコード芸術特選盤他の高い評価を受けており、2017年には一柳慧「ピアノ協奏曲第4番Jazz」の2台ピアノ版をピアノソロ用に編曲し、「ジャズ・ファンタジー」としてショット社より出版された。
小林仁、播本枝未子、故G.ムニエ、故C.エルフェ他の各氏に師事。
洗足学園音楽大学、桐朋学園大学音楽学部、東京藝術大学音楽学部非常勤講師。ピティナ汐留イタリア街ステーション代表。秋田市観光クチコミ大使。
出会ユキ(鳳笙)
埼玉大学卒業 作曲家、笙奏者、音楽家、プロデューサー。
鳳笙を宮内庁式部職楽長多忠輝氏・同楽師多忠純氏に師事、ピアノを林正樹氏に師事する。
任意団体WAN代表。日本だけでなく、デンマーク、リトアニア、ベネズエラ、ジャマイカなど海外との音楽交流に企画・参加している。2019年にはラグビーワールドカップ2019で君が代の雅楽合奏に参加した。
本コンサートの主催WANの代表。3000年前の古典曲である平調調子を演奏するとともに、2021年に作曲された藤倉大氏への鳳笙独奏委嘱作品「Ai(合い)for sho」(再演)と一柳慧氏への委嘱作品「振鉾」(世界初演)を演奏する。
作曲者 プロフィール
一柳慧(作曲家)
神戸市生まれ。高校時代(1949年)に毎日コンクール(現日本音楽コンクール)作曲部門に第1位入賞。ピアノを原智恵子、B・ウェブスターに師事、19才(1952年)に渡米、 ジュリアード音楽院卒業。この間に、E・クーリッジ賞、A・グレチャニノフ賞を受賞。
留学中にジョン・ケージと知己を得、偶然性や図形楽譜による音楽活動を展開し、1961年20世紀音楽研究所の招聘で帰国。
国内では尾高賞を5回、 フランス芸術文化勲章、毎日芸術賞、京都音楽大賞、サントリー賞他受賞多数。2008年 文化功労者、2016年度日本芸術院賞、及び恩賜賞、2018年文化勲章を受賞。
藤倉大(作曲家)
1977年大阪に生まれ、15歳で渡英。数々の作曲賞を受賞。ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭、BBCプロムス、バンベルク響、シカゴ響、シモン・ボリバル響等から作曲を依頼され、共同委嘱は多数。17年に革新的な作曲家に贈られるヴェネツィア・ビエンナーレ音楽部門銀獅子賞を受賞。18年より東京芸術劇場の音楽祭「ボンクリ・フェス」の芸術監督を務める。19年公開の映画『蜜蜂と遠雷』劇中オリジナル楽曲「春と修羅」を作曲。20年は、マルタ・アルゲリッチに献呈されたピアノ協奏曲第4番《Akiko's Piano》や、新国立劇場委嘱による3作目のオペラ《アルマゲドンの夢》の世界初演が大成功を収めた。
コメント
チケット情報
このチケットは主催者が発行・販売します
11/14 (日) 過去から未来につなぐ音楽会
お支払い方法
・PayPay残高
・クレジットカード決済
チケットの取出し方法
お問い合わせ先
- メールアドレス
このイベントを見ている人にオススメ
読み込み中