伊藤憲孝ピアノコンサート《シューベルト×ヤナーチェク》ナビゲーターによる曲目案内付きピアノクラシックコンサート in山口

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伊藤憲孝ピアノコンサート《シューベルト×ヤナーチェク》ナビゲーターによる曲目案内付きピアノクラシックコンサート

2024/2/18(日) 14:00~2024/2/18(日) 16:00

イベント受付開始時間 2024/2/18(日) 13:30~

岩国市周東文化会館 周東パストラルホール

伊藤憲孝-ピアノ
アムステルダム、ベルリンで研鑽を積み、イタリアでの18th Citta di Valentino International Competitionで第1位を受賞。国内主要都市をはじめ、アメリカ、欧州、アジアなど世界各国で演奏を行なっている。ローマではメディチ荘にて「酒井健治ピアノ作品全曲演奏会」を行い、その活動はThe New York Timesでも取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団との共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラメンバーとの共演を行なっている。録音は、国内でディスク・クラシカより2枚のCDをリリース。欧州では、ベルリンのKreuzberg RecordよりCDがリリースされている。福山平成大学教授、広島大学客員教授、エリザベト音楽大学大学院講師、サンパル・オーケストラ指揮者。

今回の演奏会は、地元山口の福光恒星がナビゲーターを務め、シューベルトとヤナーチェクのピアノ作品を取り上げる。シューベルトは、オーストリア・ウィーンで活躍した作曲家である。本公演で演奏するピアノソナタ第21番 変ロ長調 D960は、彼の死のわずか2か月前に書き上げられた長大な(演奏時間45分程度)作品である。この作品は、死を目前にした人間の諦観と、それでもまだ貪欲に生を求める人間の生命力を感じるシューベルトの晩年の傑作である。ヤナーチェクは現在のチェコ・モラヴィア地方で活躍した作曲家である。修業時代ウィーンで過ごしたヤナーチェクではあるが、徐々に彼独自の語法を用い、音楽を作曲するようになった。なかでも発話旋律と呼ばれる言葉から旋律を想起する手法を用い、独特の世界観を生み出していることが特徴である。また本公演で取り上げるピアノソナタは迫害をされたチェコ民族の描写であり、霧の中ではヤナーチェクが娘を亡くした哀しみを吐露した作品である。2023年の世界は、残念ながら戦争とまたしても無縁であることが叶わなかった。だからこそ、これらの音楽がもつメッセージ性を、聴衆の皆様と共有し、特別な時間を共に過ごす機会としたい。

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2023/12/25(月) 13:00~

2024/2/18(日) 13:00

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