第6回シンポジウム 国家と宗教

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第6回シンポジウム 国家と宗教

2023/3/29(水) 15:00~2023/3/29(水) 18:00

日時 2023年3月29日(水) 午後3時(15:00)~6時(18:00)
会場 東京大学駒場キャンパス 東アジア藝文書院セミナー室(101号館1F)
司会 末木文美士
提題
発表1 伊達聖伸 アナトール・フランスにおける二つのライシテの相剋
発表2 細川瑠璃 20世紀初頭のロシア宗教思想における国家観
発表3 保坂俊司 インドにおける世俗主義としての共生思想
発表4 石井 剛 宗教による近代化?──中国近代転換期における宗教との邂逅について考える
末木文美士 仏教学・日本宗教史。東京大学名誉教授。『冥顕の哲学』1、2
伊達聖伸 フランス文化論・宗教学。東京大学。
     『ライシテから読む現代フランス』
細川瑠璃 ロシア思想・宗教思想。東京大学。
     「新たなる中世──ロシア宇宙主義の過去へのまなざし」
保坂俊司 インド思想・比較宗教学。中央大学。
     『インド宗教興亡史』『グローバル時代の宗教と情報』
石井 剛 中国哲学。東京大学。
     『戴震と中国近代哲学──漢学から哲学へ』

 

かつては、近代社会の世俗化と合理化の進行の中で宗教は衰退していくと考えられていた。しかし、今日の世界を見ると、宗教が緊密に政治と結びつき、国家やさらには国際社会を考える上で不可欠な要因となっている。国家と宗教の関係をどのように考えたらよいのか。本シンポジウムでは、直ちに現代の問題を扱うのではなく、その源流となる近代国家形成の段階に焦点を当て、世界の諸地域で国家と宗教の関係がどのように捉えられてきたかを、哲学思想面を中心に比較検討してみたい。それによって、複雑に絡んだ現代の問題を解きほぐしていく手がかりが得られるであろう。

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2023/2/9(木) 17:00~

2023/3/22(水) 17:00

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