朱喜哲×三宅香帆トークイベント「〈公正〉・(読んだふり)・連帯」 in京都
イベントは終了しました
朱喜哲×三宅香帆トークイベント「〈公正〉・(読んだふり)・連帯」をお届けします。
このタイトルは朱喜哲『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』、三宅香帆『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法 』、そして朱さんが2月のNHK Eテレ「100分で名著」にて講師を勤めるリチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』から取られました。
三宅さんは、『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』を書評で二度取り上げています。
『ダ・ヴィンチ』2023年11月号では本書での正しさの「語り方」「運用方法」に注目し、『波』2023年11月号では「本書は、日常的なことばのなかで、つまりどのような「言い方」をすれば正しさについて語り得るのか?という問いを描き出す。私はこの点に感動してしまったのだ。」と述べます。
本書は柔らかな語り口とはいえ、哲学書です。若林正恭さんは、國分功一郎『暇と退屈の倫理学』の帯文に「國分先生、まさか哲学書で涙するとは思いませんでした・・・」と書きました。哲学書によってもたらされる感動とは何でしょうか。それはこのトークイベントによって明らかになるでしょう。
2023年、浅田彰『構造と力』が1983年の初刊から40年を経て文庫化されました。この出来事によって、ひとまず日本におけるフランス現代思想の時代はひとつの区切りを迎えます。
そして、新たな哲学の時代がこのイベントから始まります。 2024年、プラグマティズムの時代へようこそ。(倉津拓也)
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【オンラインでのご参加について】
・お申し込みは当日の3時間前で締め切りとさせていだきます。
・配信はvimeoの限定公開機能を使用いたします。
・オンライン参加のチケットをご購入いただいた方には、イベント開始の2時間前にメールにてオンライン会場となるvimeoページのURLを送信させていただきます。
・イベント終了から1ヶ月間のアーカイブ視聴が可能です。
お問合せ:gaccoh009@gmail.com
出演:
朱喜哲
ちゅ・ひちょる
1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員ほか。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。著書に『〈公正〉を乗りこなす』(太郎二郎社エディタス)、『バザールとクラブ』(よはく舎)、共著に『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(さくら舎)、共編著に『すごい哲学』(総合法令出版)、共訳にロバート・ブランダム『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』(勁草書房)などがある。
三宅香帆
みやけ・かほ
文芸評論家。1994年生まれ。 エンタメから古典文学まで批評や解説を幅広く手がける。”働きながら本が読める社会をつくる”をミッションに、働き方や文化的な生活の技術についても発信する。著書『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』等。
倉津拓也
くらつ・たくや
1979年生まれ。TwitterID:columbus20。関西クラスタ。大垣書店高野店勤務。書いた文章に「幽霊に憑かれた『存在論的、郵便的』」(『はじめてのあずまんω』)、金森修「動物に魂はあるのか」サマリー(『ゲンロンサマリーズセレクション25』)など。『読書会の教室』(晶文社)に参加(第4章)。
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チケット情報
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1,200円
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