オンライン講座
いよいよアーカイブ配信!
(2024年11月30日~2025年2月28日)
配信期間中、いつでもご覧いただけます。
パソコン、スマートフォン、タブレットのどれでも視聴可能
講師は 澤宏司さん
「数の辞典」(雷鳥社)出版記念一日教室
講座内容
常設講座「数の辞典」講師、澤宏司さんの本が発売
著者で講師の数理科学者、澤宏司さんは毎日文化センターにて2023年10月より「数学」に関わる常設講座を開講。身の回りにある数学をわかりやすく解説しています。一日教室では「0円札に価値はあるのか」をテーマに講演します。講師オリジナルプログラム「サワ☆博士の数楽たいそう」で脳トレもしながら、楽しく学びましょう。
0円札に価値はあるのか
どんな数に0をたしてもひいても数は変わらず、0倍するとすべて0になります。
新紙幣発行の昨今、「もし0円札があったら…」をきっかけに、
数の中で唯一「ないこと」を表す数、0について考えてみましょう。
ゼロから始まる物語はイチになるでしょうか?
0に価値はあるかないか 『数の辞典』(雷鳥社)より
ほとんど見かけない2000円札を含め、日本の紙幣と硬貨は全部で10種類ある。小数や分数の貨幣はない。マイナスのものがあったら互いに押し付けあうだろう。ここで0円札を想像してみよう。1000円札には1000円分の価値があるように、0円札には0円分の価値がある。0円分の価値とは「価値がない」ことだ。お札はあるのに価値はない。しかも0円札を作るのにもお金がかかる。0は時に哲学的な問いを生み出す。20世紀生まれの美術家、赤瀬川原平の《大日本零円札》という作品は高額で取引された。0の不思議は増すばかりだ。
講師の澤宏司さんが本を出版します。
「数の辞典」
著/文 澤宏司
イラスト 廣﨑遼太朗
発行:雷鳥社
文庫判 336ページ
価格 1,800円+税
ISBN978-4-8441-3806-8
いざ、目に見えない「数」の世界へ!
現代では「数」を見ない日はありません。朝起きたら時計を見て、昼食を買ったら支払金額を確認し、平均体重や平均年収の話題に一喜一憂し、暗証番号を入力してショッピングを楽しみ、「予測できない」スポーツの試合に胸を熱くします。
辞典シリーズ第12弾では、自然物から離れ、人間の営みともいえる「数」の世界に迫ります。0や1などの数字から、正負の数、三角関数、微分・積分、非ユークリッド幾何学、コンピュータ、現代の未解決問題に至るまで、私たちの生活をかげひなたに支える「数」にまつわる221項目を、小さな辞典にまとめました。
本の詳細はこちら→版元ドットコム
講 師
数理科学者 澤宏司
収録日時
2024年10月4日(金)11:00~12:30 (90分)
視聴料
1,980円
講師プロフィール
澤宏司(サワ コウジ)
数々企画代表。博士(理学)。1994年早稲田大学理工学部数学科卒。2010年神戸大学大学院理学研究科地球科学惑星科学博士後期課程修了。同志社大学准教授を経て、2024年4月から現職。専門は数理科学、数理論理学。最近は論理と時間・空間の関係に関するモデルの研究に従事。簡単な計算を伴う全身運動プログラム「サワ☆博士の数楽たいそう」主宰。好きな映画監督はポール・バーホーベン。
講師関連ホームページ
販売期間 2024年11月30日(土)9:00から2025年2月28日(金)9:00まで
視聴期間 2024年11月30日(土)17:00から2025年3月30日(日)17:00まで
アーカイブ配信にあたってのお願いと注意
・講師への質問はできません。ライブ配信の際に使用していたチャットは非公開、書き込みもできません。
・本講座はオンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったアーカイブ配信です。パソコンやタブレット、スマートフォンで何度でも都合の良い時間に視聴できます。
・お使いのデバイス(パソコン、スマホ、タブレット)やブラウザの設定によって手順が異なりますので、Zoom公式サイトを確認ください。
https://zoom.us/
・視聴期間を過ぎますとご覧いただけません。
・講座の内容・講師の発言などは講座収録当時のものです。ご了解ください。
・アーカイブ配信URL(共有リンク)は、毎日17時に配信しています。複数回送信することがありますが、内容は同じです。
・受講者側のインターネット環境による通信不良や切断、「Zoom」アプリの障害により視聴できない場合は、責任を負いかねますのでご了承ください。
・第三者との講座URLの共有や貸与、講座の録画や録音、SNSを含む他の媒体への転載、講座で配布した教材を本人の受講目的以外で使用することは著作権の侵害になりますので、固くお断りいたします。
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・申込後のキャンセルはできません。
・海外からの申込でパスマーケットでの申し込みができない方はお問い合わせください。当センターへ指定の銀行口座へ直接ご入金いただく方法をご案内するメールをお送りします。下記、お問い合わせページへ、ご希望のアーカイブ配信の講座名を明記いただきご連絡ください。
【毎日文化センター会社概要】
毎日文化センターは、毎日新聞の文化活動の拠点です。
1958年春、毎日新聞大阪本社(当時、大阪堂島)の隣に毎日大阪会館が完成し、その機に毎日文化教室として誕生しました。
1980年、株式会社毎日文化センターに衣替えし、JR吹田駅前に移転。
1995年春には現在の毎日新聞ビルが完成したのを受け、大阪ガーデンシティに里帰りしました。
誕生から生涯学習の草分けとして近畿圏の皆さまから親しまれています。